「2007年04月」アーカイブ : 山口吾往子(やまぐち あゆこ) - 京都文化紹介コーディネータ・通訳案内士のひとりごと

教室活動

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今日はムスメの授業参観のあとに自分の授業でした。

小学校の授業って、わりと真剣に観察??すると、日本語の授業の参考になるんですよね。ムスメの先生はベテランさんなので、授業のすすめかたがとても上手。この間の参観のときはまだ仕事をはじめていなかったのでとっても漫然と眺めていただけでしたが、能動的にみると、小学校2年生の国語の授業というのは、とてもおもしろいものです。

日本語教師としての勉強も、ちゃんとしなくちゃ。と、きょう授業が終わってみて本当に思いました。研修があったら、おおまぢめに参加しよう。まぢで。

今日は新しい生徒さんもアメリカから参加。レベルの違う生徒さんが入られるときはいつも気をつかいます。文法事項でやることが多すぎて、ちょっと消化不良をおこしていないか心配です。次は、もっとたのしアクティビティをとりいれた授業にしましょう!

教室活動

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現在私は自分で指導テキストを自作して、英語で教えています。
というのも、自分の教えたい方法にあった英語で書かれたテキストがみつからなかったからです。現在試行錯誤中なので、ひょっとしたら今後、いい出会いがあるかもしれませんが・・・。

テキストの中の文字には全部ルビを振って教えているのですが、生徒さんから、「漢字って、すごく難しい。だって、一つの漢字に何個も読みがあったり、意味がちがったりするでしょ」という発言がありました。

そうか。小学校でやるように、ちゃんと漢字の意味や成り立ち、音に基づいた指導を取り入れる必要があるんだな。

日本語学習者用の漢字マスタードリルをとりいれながら、媒介語を使うメリットを生かし、成り立ちや、使われる熟語の説明を導入した、効率的な授業は、いったいどうやったらいいのか、いま、思案の途中です。そのまえに、私自身が漢字の勉強を深いところまで出来ているか、もう一度考えなおさなければならないですね・・・(苦笑)がんばります。

京都

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桜も緑に衣替えしてきましたが、授業のアクティビティとして、日本伝統の「おりがみ」をとりあげました。

ただ、「鶴」とかではつまらないので、季節とからめて、「桜の花のコースター」を作成。

桜のはなは、五角形の離弁花です。きれいな桜の形をつくるためには、正方形の折り紙から、定規もなにもつかわずに、正五角形を作り出すテクニックが必要です。

だれが考え出したのかわかりませんが、折り紙で、きれいな正五角形がつくれるんですね。

幾何学はユニバーサルです。

Do you know how to make a regular pentagon from a square without using any rulers?

この質問のあとの実演に、生徒さんがとても感動してくれました。(^^)手順を教えるアクティビティなので、ちゃんと「て形」も使えましたし、なかなかいいアクティビティだったなあ、と思います。

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哲学の道の桜ももう葉桜。かわりに、永観堂の八重桜が見ごろです。御室・仁和寺の桜も咲き始めたとか。桜、まだまだ、見ごろです。

教室活動

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雑談タイムに、「ニワトリの鳴き声を自分の国ではどういうか」で盛り上がりました。

イタリア人「おんどりとめんどりで鳴き声がちがう。

おんどりは、キキリキー
めんどりは、ココデー だ」

ドイツ人「ああ、うちもキキリキーだ」

フィリピン人「おんどりは ティクタラオーク、めんどりは、トトトトだ」

いろんな動物の鳴き声をそれでえんえんと比較しあったのですが、一番笑われたのが、カエルの鳴き声でした。

日本では、「けろけろ」「げろげろ」だ、というと、「ありえないっ!!!」と笑われましたです。そんなにありえないかなあ・・・。

そのなかで、三拍子だったのは、イタリアのめんどりの「ココデー」だけでありました。なんか関係あるんでしょうか。
もっといろんな国のひとに聞いてみるとおもろいでしょうね。jこれからはこれを、隠れた研究テーマにしましょう。(なんのこっちゃ)

教室活動

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ふだん教室でどんなことをやっているかというご紹介をすこしだけ。

私が受け持っている初級クラス(2時間)では、初級レベルの文法の導入をまずおこない、その後で、日本語を使った&日本について楽しく学べるゲーム(アクティビティ)をして定着をはかっています。

今回は、子供向けの日本地図パズルを使い、日本の都道府県名と、県庁所在地をカラダで覚えてもらいました。

県名にひらがながふってあるピースと、ルビつきの日本地図をわたし、「自分たちのチカラだけで完成してください」という課題を与えたのです。

やっぱり、「自分の頭をつかって、持てる知識を総動員してやるワーク」が一番学習者にとっておもしろいのです。それはそうですよね、私たちだって、自分の力でなにかが達成できたらうれしいですものね。日本語教師というのは、いかにそういう自発性と知性を発揮する場を提供するかという、「日本語学習の名裏方」であるべきだなー、なんて、生徒さんたちがわいわい、あーでもないこーでもない、と、試行錯誤しているのを黙って見守りながらつくづく思いました。
生徒さんたちも、「とてもたのしかった、日本の都道府県の場所がわかってよかった」と、大満足だったみたいです。

生徒さん

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京都でも桜が3,4分咲きのところが多くなってきました。京都が一番、輝く季節です。うちの生徒さんも、嵐山に行く、とか、姫路城に行く、とか、カンサイに住んでいるからこそできる観光を、暮らしとともに楽しんでおられるようです。

さて、今日は、その京都に、「現在いない」方からのお問い合わせについて取り上げてみたいと思います。

日本語教室の生徒さん集めで、やっぱり一番に効果があるのは、ネット上での募集です。

私たち日本人も、いまどき、違う国にいったとしても、情報を収集するのはネット上で、グーグルなどの検索機能を使って、というのがマジョリティになってきていると思います。それはどこの国の人でも一緒です。つくづく、世界は小さく、早くなってきているのだなぁと実感します。

そんなわけで、日々、様々なかたちで、問い合わせのメールが私のところまで届きます。

バングラデシュ、スリランカ、ロンドン・・・なかには、「ウェブ上で日本語のレッスンをしてくれないか」という依頼まで!!(汗)さすがそれは現状ではお受けできないので、お断りしましたが・・・いやはや、生徒さんのニーズは本当に多様ですね・・・。

でも、ウェブ上で日本語のレッスン、なんて、考えてみもしませんでしたが、実は、次世代の語学学習は、そっちのほうがスタンダードになっているのかもしれませんね。

そうなったら、どんなに面白いヨノナカでしょう!京都に居ながらにしてベンガル語が習え、ロンドンにいながらにして京都からリアルタイムなレッスンが自宅に届けられる・・・それは、「観光」や「語学学習」というものの形をドラスチックに変えるのかもしれません。

ただ、その場所にある、におい。街の息遣い。そういうものだけはきっと、ネット上ではお届けできないでしょうね。

あらかじめ語学をバーチャルで学んでから、京都の息遣いを感じるために京都にやってきて、ネット上で作り上げた人間関係を、よりリアルでも楽しむ。そういうものが、グローバライズされた異文化コミュニュケーションの将来形なのかもしれませんね。

そういう前向きな空想を頭のなかに描くのは、楽しいものです。

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プロフィール

通訳案内士 山口吾往子

山口吾往子(やまぐち あゆ こ)

日本文化紹介ワークショップコーディネーター。2010年2月英語通訳案内士合格。日本語教師としての実践を経て、京都における外国人むけの英語での日本文化ワークショップ開催があまりに少ないことを痛感。通訳案内士業、次世代の子供たちへの英会話教育の傍ら、日本文化ワークショップコーディネータとして活動、および英語を媒介語とする日本語教室の設立にむけて準備中。

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