編集長インタビュー
どうして今、集客本だったのか? やまとごころ代表取締役 村山慶輔 やまとごころjp 編集長 外島美紀子
どうして今、集客本だったのか? やまとごころ代表取締役 村山慶輔 やまとごころjp 編集長 外島美紀子

2017年6月16日。
やまとごころ代表の村山と編集部による新刊「インバウンドビジネス集客講座」翔泳社が出版されました。

「集客のノウハウをまとめることで、インバウンド業界のボトムアップを図りたい」

目をキラキラさせながら村山が熱く語り、編集ミーティングをスタートさせたのは私がやまとごころにジョインして間もなくの頃。そこから1年以上の時間をかけ、じっくり取材・執筆をし一冊がやっと書店へ並びました。

正直なところ道のりは決して平坦ではなく・・・。村山が書籍に入れたいと考える内容は集客全般を伝えるための多角的なもの。それらを具体的な形にしていくにはリサーチや取材もかなり必要とされ、インバウンド業界の多くの方々にもご協力をいただきました。

さて。そんな長く濃い編集作業の時を経た今、村山はインバウンドビジネスにおける「集客」にたいしてどのように考えているのか。そもそも、なぜ今集客本だったのか。あらためて話を聞いてみたいと思い、第一回編集長インタビューに登場してもらうこととなりました。
全3回で、お届けします。

その1

10のうち8が集客

一書籟の出版、おめでとうございます。編集会議だけでも100時間以上、本当にお疲れ様でした。なぜ今、集客本を出そうと思ったのか。まずは単刀直入にそこからお聞きしたいと思います。

インバウンドの相談を日々受けるんですが、10相談を受けたらそのうち8が集客に関するものなんです。日本の国内の企業や自治体が、インバウンドで何を悩んでるかというと、どうやって自分の地域や企業の魅力を発信していくか、そしてどうやって呼び込むか。それが最大の課題なので、集客に関して分かりやすい本があると役に立つに違いないと一冊の本にまとめました。

ー書籍にとって、構成が現れる目次はキモとなります。どんな切り口で考えられましたか。

序章では、まずインバウンド全体像を共通の認識として掴むためにもサラッとおさらいをしています。その上で費用対効果が高いところから順番にご紹介しています。特にインバウンドで集客に困っているところは、地方自治体であったり、中小企業だったりします。中でも予算が比較的小さい地方自治体の方が困ってるケースが多く見受けられます。なので、まずは予算規模が少なくてもやれることありますよ、というこ とで、インターネットを活用した集客方法。自社サイト、あるいは SNSを使う際の集客のノウハウをまとめています。
その上で団体客を呼び込みたい企業さんや、あるいはもうちょっと予算がある、というところもあるので、費用対効果や、かける予算を意識した章立てで構成してあります。

ーこれからインバウンド集客にとりかかる場合、書籍で紹介されている順番のように、まずはネット活用した集客から取り掛かるベきなのでしょうか。

訪日観光客は、団体から個人にシフトしています。では、個人の方はどうやって旅行の情報収集をするかというと圧倒的にネットです。もちろん紙やメディアを見てる方もいますが、目的地や宿泊先、ルート などの最終的な意思決定をするとき、または日本国内でのさまざまな情報収集は基本ネットです。そう考えるとネットを通じた集客を無視する訳にはいかず、書籍の中でも重点的に紹介しています。

ーこの集客講座を一読して読むと、多種にわたる情報が詰まっており非常に便利です。とはいえデータを集めるの、大変だったのでは?

データに関してはいろんなやり方で収集しており、公開情報ももちろんあります。ただそれが分かりづらいところは編集したり、具体的な事例や、企業さんだけしか持ってないような情報なども集めました。やまとごころが持つ、インバウンド業界で活躍する方々とのつながりから出していただいた情報もあります。今回の書籍は、弊社の様々なネットワークから多くの方々にご協力いただいたところも大きいと思います。

ー今回の書籍は主として、どんな方々に読んでもらいたいと考えながら作ったのでしょうか。

今回の書籍は、これから頑張ろうというインバウンドで初心者の方をターゲットにしています。 逆に言うと、上級者にとっては、物足りない部分があると思います。まずこれからやろうとか、今までなんとなくやってきたけど本気でやっていこうという、比較的前半戦にいる方々をメインのターゲットとしてます。

(次回へつづく)