編集長インタビュー
どうして今、集客本だったのか? やまとごころ代表取締役 村山慶輔 やまとごころjp 編集長 外島美紀子
どうして今、集客本だったのか? やまとごころ代表取締役 村山慶輔 やまとごころjp 編集長 外島美紀子

その2

継続できないなら手を出さない

一書籍「インバウンドビジネス集客講座」は、具体的な数字が多く、分かりやすいというのが印象です。特にまだ取り組み事例の少ない地方でインバウンドを始められる場合は、誰に何を聞けばいいか分からない事も多いですので、具体的な数字が出ているのはひとつの目安として非常に参考になる。SNSの章でも「継続できないなら手は出さない」との思い切った意見も。当たり前といえば当たり前ですが、なかなか言い切れません。

インバウンド業界のコンサルもやっているので、いろんな事例を見ています。あるべきことはあるべきことで伝えなきゃいけない。他の人が誰もかれもSNSやってるからやりましょう、ではなく。やるんだったら覚悟・体制を整えてやらないと本末転倒ですよ、というところは、日々伝えている部分なので、書籍の中でもしっかり伝えたかった部分です。

一実践する際に目安となるように各アクションごとに、具体的な予算の目安があげられているのも参考になります。

実践していくときに、一番気になるのはお金です。実際どれだけお金かかるのか。無料でできるのか、あるいは50万円なのか、100万円なのか。その感覚値がないと実行に移せない。今、いろんな専門業者が生まれてる中で、そういった業者さんからの見積もりが本当に適正なのか。金額の目安として提示していますので、参考にしていただければと考えました。

一章に合わせ、実際に実施しているソリューション会社の方々のインタビュ―が入ってるのも、より事例に深みがでています。

そうですね。今回のひとつのチャレンジは、集客といってもテーマが広い、手法が広い。ウェブに関しても、自社のサイトをつくったり、SNS、OTAなどの予約サイトを活用するとか、ネットに特化してもいろんな手法があって、かつ団体を呼ぶためには、旅行会社の営業だったり、旅行博であったり、手法がたくさんあるので1社では完結できない。われわれもいろいろやらせてはいただいてるものの、そこだけにフォーカスして、例えば旅行博だけにフォーカスしてやっている会社はあるわけです。より深い情報をカバーしていくという意味でも、個々の分野で活躍されている専門家へのインタビューという形で協力いただくことによって、書籍全体の深みを出そうという意図です。

一この本を作った根本にある目的は、やまとごころのモットーでもある「日本のインバウンドを熱くする」でしょうか。

それは活動のベースにある思いです。さらにいうと、10社いて8社の課題は集客という話をしましたが、私自身思うのは、日本の一番の課題は情報発信。謙遜が日本人のDNAにあって、いいものもあまりうまく発信できない。でも発信の仕方を変える、あるいは発信の手法をマスターするだけで伝わるものがいっぱいある。そういった意味で、情報発信や集客に関わる書籍をまとめたということ自体は、自分の中でもうれしく、こういうのをやりたかった、というのはあります。

一途中まで編集チームに加わっていただけに、こんなに便利な一冊が完成したことは感慨深いです。

ありがとうございます(笑)役立てばいいですけど。完璧ではないので、読者の方から意見をもらいつつバージョンアップしていければと思います。

(次回へつづく)