通訳案内士インタビュ

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2014年

日本にはさまざまな伝統芸能がありますが、なかでも「能」は多くの人にとって難解で近づきがたい印象があるのではないでしょうか。

今回インタビューした英語通訳案内士嶋田明子氏は、アメリカで短大と大学を卒業し、日米両国で逐次通訳のキャリアを磨いた後、通訳案内士の仕事を始めました。アメリカ人のご主人を持ち、米国文化にも精通している一方で、謡や能楽鑑賞が趣味とのこと。能の魅力や外国人への日本文化の伝え方などについて聞きました。
さらに嶋田氏は、ガイドの仕事を通して感じている訪日外国人と日本人の交流の大切さについても語ってくれました。
日中関係は、2010年の尖閣諸島中国漁船衝突事件、2012年の尖閣諸島国有化、などによって悪化し、中国からの訪日客数も一時は大きく落ち込みました。しかし、円安に伴って訪日外国人が急増する中で、日本を訪れる中国人の数も今年はめざましい回復を見せています。
そこで今回は、中国語と英語の2ヵ国語で資格を持つ通訳案内士広瀬由美子氏にインタビューしました。1998年に中国語で資格を取った広瀬氏は、はとバスの中国語コースが創設されて以来ずっとこのコースを担当しています。さらに、6年間にわたる中国での生活経験を活かして、中国駐在を控えたビジネスマン向けの中国語講師を務めているほか、今年からは英語ガイドとしても活躍の場を広げました。
職業にはそれぞれ特色がありますが、通訳案内士は、季節ごとに異なる各地の風景を眺める機会に恵まれた職業と言えるでしょう。今回は、趣味の写真撮影を通して日本の風景に親しみながら、英語通訳案内士として10年あまりのキャリアを持つ杉本知子氏にインタビューしました。
杉本氏は、2年間イギリスの舞台監督コースで学び舞台関係の仕事に就いた後、通訳案内士に転身したという多彩な経歴の持ち主でもあります。
ひとつのことを長年継続するには努力や苦労が伴うものですが、それだけに、経験からにじみ出る言葉には、なるほどと思うことが多いのではないでしょうか。
今回は、40年にわたりガイドを続けているベテラン英語通訳案内士の渡邉靖予氏にインタビューしました。IT機器がなかったのはもちろん、外国人を案内するガイドが珍しかった頃からキャリアを貫き続けてきた渡邉氏は、苦い経験から学んだことも多かったといいます。仕事で気を付けていること、後輩へのアドバイスなどについて、具体的な話を交えながら語っていただきました。
お陰様で、通訳案内士インタビューも50回目を迎えることができました。
これまで通訳案内士の方々のさまざまな働き方をご紹介してきましたが、今回は、英語通訳案内士としてキャリアをスタートさせた後、ポルトガル語通訳案内士、通訳、国際協力機構(JICA)研修監理員の分野にも活動の場を広げ、豊富な経験を持つ池田美智子氏にインタビューしました。

池田氏は学生時代にガイドを始めたのを皮切りに、1970年の大阪万博では公式通訳ホステスを務めました。その後、ガイドを続けながら通訳学校に通い、通訳としても実績を積んできました。
さらに、1988年からは国際協力機構(JICA)研修監理員として、海外からの研修員たちをサポートしています。長年のインバウンドへの携わりを通して日本の良さを紹介し、世界中に親日家を育てることの喜びを熱心に語ってくれました。
今回は、広島在住の通訳案内士、海生郁子氏にインタビューしました。英語、スペイン語の2ヵ国語で通訳案内士の資格を持つ海生氏は、広島をはじめ西日本を中心にガイドおよび通訳として活躍し、2012年からはアサヒ・ウィークリーにコラムを執筆中です。
広島には、厳島神社と原爆ドームというふたつの世界遺産があります。インタビューでは、原爆ドームと同じく平和記念公園の中に位置し、原爆の資料が展示されている広島平和記念資料館での海外の人たちの反応や広島在住のガイドならではの思いなどを聞きました。
通訳案内士の登録者数は16,000人余りですが、実際にこの仕事に就いているのは一部です。
平成21年に示された観光庁の通訳案内士就業実態についての調査によると、通訳案内士登録者のうち、実際に通訳案内業をしている人は全体の26.4%、通訳案内業を専業としている人は全体の10.2%にすぎません。
そんな中で今回は、サラリーマンからガイドに転身し、以来30年余りガイド一筋で豊富な経験を培ってきたドイツ語通訳案内士久保史信氏にインタビューしました。
久保氏は20代だった1970年代に、大学卒業後に就職した会社を退職し、単身旧西ドイツに渡りました。
その後、別の日本企業に勤務するかたわら、1977年にドイツ語の通訳案内業資格試験に合格。この会社では駐在員として5年間オランダで勤務したものの、1983年に30代で再び退職。以来、ガイド専業となり、語学力、海外経験、スキーの腕前を活かしてインバウンドのみならずアウトバウンドでも活躍しました。2001年のテロ事件を節目に、現在はインバウンドの通訳案内士に専念されています。
円安やビザ発給要件の緩和などの追い風を受け、昨年、訪日外国人客数は遂に1千万人を突破しました。
一方海外に目を向けると、これまで厳しい経済情勢が伝えられてきたスペインでは財政改善傾向が伝えられるようになりました。
今回は、英語、スペイン語の2ヵ国語の通訳案内士の資格を持ち、現在はスペイン語を中心に通訳案内士として全国各地をガイドしている福嶋ひとみ氏にインタビューしました。

ヒーリング、スピリチュアル系が大好きという福嶋氏は、エネルギースポットめぐりのツアーをアテンドすることもあるそうです。
さらに、子どもの頃に始めた書道は今では八段の腕前で、書道好きのお客様から好評を得ています。
通訳案内士には女性が多い印象がありますが、企業を定年退職した後の男性の仕事としても注目されています。
そこで今回は大手メーカーを退職後、英語通訳案内士に転身した高木聖久氏にインタビューしました。高木氏は、会社を定年退職する時期に合わせて通訳案内士の資格を取得し、その後間もなくホームページを立ち上げて予約を受け、公共交通機関を利用した案内をしています。こうした形で仕事をはじめて4年半経った今では、予約数も順調に伸びているそうです。ホームページ作成の工夫や集客のコツなどについて質問しました。

2013年

今回は、英語・ドイツ語の2か国語の通訳案内士大谷みち子氏にインタビューしました。
中学、高校生の頃ウィーン少年合唱団の大ファンだった大谷氏は、ドイツ語を習っていつかはウィーンに行ってみたいと思いましたが、家の近くにはドイツ語の学校がなく、通うことができませんでした。そのことを、ウィーンから近所のカトリック教会に来ていた日本語の上手なシスターに話すと、「気持ちを持ち続けていると、いつか道が開ける」と言われたそうです。
そして、ある日30年の時を経てシスターの言葉が実現し、ドイツのテレビ番組に出演し、大ファンだったウィーン少年合唱団のメンバーとドイツで対面。オーストリアにも足を延ばすことができたのです。

幼い頃から大好きなクラシック音楽からドイツ語の道に進み、夢を実現してきた大谷氏のお話を伺いました。
通訳案内士の仕事は幅広くさまざまな内容に及びます。
今回は、東京国際映画祭のロケーションツアーやハワイ人ツアーなど多様な仕事を通して全国をガイドする英語通訳案内士・水落ゆかり氏にインタビューしました。
アメリカミズーリ大学を卒業後、南アフリカプレトリア大学に通い、タイ、トルコ、インドネシアでの在住経験を持つ水落氏は、通訳案内士の仕事を通してハワイの旅行会社とつながりができ、添乗員として訪れていた女性と意気投合しました。以来、よいビジネス関係を続けているそうです。
健康で働き続けることは多くの人が望むところです。「人生80年」といわれる今、企業の第一線で活躍したのち、それまでの経験や語学力を生かし、退職後の新たな人生の舞台として通訳案内士の道を選ぶ方々がいます。
今回は、そうした経歴を持つ英語通訳案内士・高橋自朗氏にインタビューしました。
高橋氏は、35年にわたり日本の金融機関および外資系金融グローバルIT企業に勤務しました。その間ロンドンとニューヨークに赴任し、経営、労務、人事にも携わり、欧米でのビジネスの論理や種々のノウハウを身に付けました。
現在は、通訳案内士仲間のワーキング・グループの幹事を務めて自主研修を重ね、そのメンバーの方々と協力してホームページを通した集客を行い、ガイドの仕事をしています。
このほか、江戸東京博物館ボランティア・ガイド、外資系企業外国人向けの異文化間コミューニケーションのコンサルティングにも携わり、充実した日々を送っています。
訪日旅行が順調に回復するなか、震災以来訪日に慎重だったドイツ人訪日客数も、今年6月には前年同月比18.2%の伸びを示しました(数字はJNTO資料より引用)。
そこで、今回はドイツ語通訳案内士谷澤優子氏にインタビューしました。谷澤氏は、家族の転勤でドイツに引っ越したのを機に、まったくの初歩からドイツ語を習いはじめました。ドイツ在住中にすっかりドイツファンになった谷澤氏は、帰国後通訳案内士をしながら大学院に進み、ドイツ語を続けました。今では大学でドイツ語を教え、ガイドと講師を巧みに両立させています。
訪日外国人数が大幅な伸びを見せている今年は、通訳案内士の方々も多忙な日々を送っているようです。そんな中、今回は英語通訳案内士河野貴代美氏にインタビューしました。

河野氏は、通訳案内士として今年は6月末までに90日稼働しつつ、市役所での在日外国人向けの相談業務を9年間続けています。さらに2年ほど前からは、かつて自らが学んだ富士通訳ガイドアカデミーで新人ガイド研修や旅程管理主任研修の講師を務めるなど多方面での仕事に積極的に取り組んでいます。
インバウンド業界では、世界に16億人以上いるといわれるイスラム教徒向けのビジネスが注目されています。なかでも、経済成長めざましい東南アジア諸国のイスラム教徒は今後ますます期待できそうです。
そこで今回は、マレーシアを主要なターゲットとしてイスラム教徒に特化したツアーを意欲的に担当している英語通訳案内士、水沢紀子氏にインタビューしました。イスラム教徒が日本旅行中に苦労する様子を目の当たりにすることの多い水沢氏は、日本でイスラム教徒に対する知識やイスラム教徒が許容される範囲が広がってほしいと訴えています。
通訳案内士の人数は、専門とする言語によるばらつきが大きいことが指摘されています。JNTOによると、平成24年度の通訳案内士試験の合格者数は、英語398人、中国語143人に対して、ポルトガル語9人、タイ語3人でした。
こうした状況の中、今回は初めてポルトガル語通訳案内士の方にインタビューしました。応じてくださったのは、小学校から大学までをブラジルで過ごした箭内由紀子氏です。箭内氏によれば、日本を訪れるポルトガル語圏の人たちの多くは日系ブラジル人とのこと。かれらは日本の意外なものに興味を引かれているそうです。
安倍政権の下で円安が進み、最近では街角でも欧米からの外国人旅行者も増えたように感じます。
そこで今回は、ドイツ語通訳案内士の小林 恵氏に、旅慣れていることで知られるドイツ人の旅行などについて聞きました。小林氏は、小学校5年生から高校1年生までの5年間を旧西ベルリンで過ごした帰国子女で、その後も日本の大学でドイツ語を専攻されました。これまでドイツ関係一筋にキャリアを重ね、現在は通訳案内士および通訳として多忙なスケジュールで活躍しています。
円高にもようやく歯止めがかかり、今後の訪日外国人客の動向に期待ができそうです。
こうしたなか、今回は、海外添乗員から通訳案内士へと転身した英語通訳案内士、橋爪佑加子氏にインタビューしました。現在、橋爪氏は英語通訳案内士に主軸を置きつつロシア語のエスコートの仕事もしています。
大学を卒業して以来、一貫して旅行関係の分野でキャリアを重ねてきた橋爪氏は、アウトバウンドからインバウンドへと活動の場を巧みに切り替え、ライフスタイルの変化や震災後の状況に対応しています。
今回は、2005年に「はとバス」の中国語ガイドになり、日本を訪れる多くの中国語圏の人たちのお世話を続けている中国語通訳案内士・相沢久美子氏にインタビューしました。
相沢氏は、2001年に通訳案内士の資格を取得。現在は「はとバス」のほかにも、政府関係の訪日団、企業のインセンティブツアー、通訳、通訳者養成学校の講師など幅広い分野で活躍中です。
台湾での生活が長い相沢氏は、台湾人の考え方や生活様式にも深く馴染んでいるとのこと。そこで、中国大陸の人たちとの違いなどについても聞いてみました。
通訳案内士の仕事では、旅行会社が作った旅行商品をお客様に届ける最終段階を担当します。そこで今回は、日米の旅行会社での勤務を経て英語通訳案内士に転身した滝田宏美氏にインタビューし、旅行会社が求めるガイドなどについて質問しました。
滝田氏は、大好きな旅行の分野一筋にキャリアを重ね、旅行会社で担当していたアウトバウンドから現在のインバウンドへと仕事の舞台を移してからも充実した仕事を続けています。
台湾からの訪日旅行は個人旅行の増加などの要因に支えられ、外客数の拡大が注目を集めています。そこで今回は、台湾出身の中国語通訳案内士呂 明峰氏にインタビューしました。
呂氏は、日本の通訳案内士のみならず台湾の観光ガイドとしてのキャリアの持ち主でもあります。
日本の国内旅行業務取扱管理者、温泉入浴指導員、東京シティガイドの資格を持つなど非常に勉強熱心です。
台湾では幼いころから多様な日本文化に囲まれて育ったという呂氏から、台湾の若い人たちが楽しみながら日本語を習得し、日本についての情報収集をしている様子が伝わってきました。

2012年

今回は、英語通訳案内士の池田麻衣子氏にインタビューしました。長身ですらりとした池田氏は幼い頃からの旅行好きで、学生時代にはバックパッカーとして海外を旅行し、近年は自転車旅行をするなど華奢な外見からは意外なほど活動的です。
また、通訳案内士になってからは、日本酒のソムリエといわれる?酒師(ききさけし)や旅程管理主任者、国内旅行業務取扱管理者の資格を取るなど、努力家でもあります。
今回は、日本ではまだ数少ないサイクリング・ツアーを催行する『岡ツアーズ株式会社』を設立し代表取締役を務めつつ、自ら外国人サイクリストを率いて走行している英語通訳案内士岡 朗氏にインタビューしました。
30年以上のサイクリング歴を持つ岡氏は、国内各地の自転車旅行で経験を積み、前職でのロンドン勤務の際には、イギリス、ベルギー、フランスでもサイクリングのキャリアに磨きをかけました。
帰国後はサイクリング・ツアーを仕事にすることを決意し、旅行業についてのノウハウはまったくなかったにもかかわらず、勤務先を退職して独力で起業の夢を実現されました。
パソコンやスマートフォンの普及にともない、通訳案内士の間でもホームページやブログ、フェイスブックなどの利用が関心を引いています。 そこで今回は、自ら起業した会社でweb作成の仕事を行う一方で、ウォーキング・ツアーのホームページを立ち上げ外国人を案内している英語通訳案内士小嶋秀史氏にインタビューし、IT機器との付き合い方などについても質問しました。
通訳案内士の仕事では、幅広い分野についての勉強が必要になります。今回インタビューした藤本慧子氏は、こうした勉強の成果を存分に活かし、イタリア語通訳案内士として30年のキャリアを積む一方、岡本晶(おかもとあきら)のペンネームで歴史小説を執筆しておられます。
藤本氏は「常世の樹」で第14回紫式部市民文化賞を受賞。この作品は、2004年に宇治市役所文化自治振興課から発行されています。また、昨年には、阿修羅像を制作した仏師を描いた「天平夢がたり」(表現社)が刊行されました。
海外からの日本文化への関心が高まるにつれて、訪日外国人の日本文化体験が人気を集めています。今回インタビューに応じてくださった英語通訳案内士山口和加子氏は、茶道、華道、書道の世界で活躍し、通訳案内士としては20年以上のキャリアを積まれています。
さらに、NPO法人日本文化体験交流塾((IJCEE)の副理事長および国際茶道日本文化塾塾長として後進の指導にもあたっておられます。
美しい花や草木は国の違いを越えて人の心を惹きつけるものです。日本の生け花に関心を持つ外国人も少なくありません。そこで今回は、草月流師範会理事で英語通訳案内士の平塚春子氏にインタビューしました。
平塚氏は、NPO法人日本文化体験交流塾で文化体験講師として外国人に生け花の指導にあたる一方で、通訳案内士として各地でのツアーを率いておられます。
近年、東南アジア諸国の成長ぶりが注目されています。なかでもインドネシアはユドヨノ政権下で政治的に安定し、インバウンドにおいても期待が高まっています。
そこで今回は、インドネシアとマレーシアで日本語を教え、帰国後は通訳案内士として活躍中の篠山美智子氏にお話を伺いました。
今回は、中国語と韓国語の2カ国語で通訳案内士の資格をお持ちの鄭紅星氏にインタビューしました。鄭氏は、北朝鮮との国境に近い中国吉林省延辺自治州出身の朝鮮族で、幼いころから日常生活で中国語と韓国語を使う環境で育ちました。
1995年に日本に来た当初は、日本語がまったくわからなかったそうですが、今では中国語、韓国語、日本語を自在に操り幅広く活躍中です。
震災後、中国語圏や英語圏からの訪日客の回復ぶりに比べると、フランスからの訪日客の回復は遅れ気味と言われてきました。
そこで、今回は震災後2度渡仏したフランス語通訳案内士矢嶋綾氏に、最近の現地での様子などを交えたお話を伺いました。矢嶋氏は在日コートジボワール大使館での勤務経験もあり、アフリカ事情にも通じておられます。
JNTOによれば、中国からの訪日客数は震災後の放射能に対する不安から、昨年8月になっても前年同月比-40.1%と落ち込んだままでした。しかし、10月以降大幅に回復。11月および12月には同30%台の増加に転じました。そして、今年の春節には日本のショッピングセンターなどでの熱心な呼び込みが報じられました。
そこで、今回は中国語通訳案内士内山みゆき氏に現場の最新事情を伺いました。中国出身の内山氏は、日本に23年間住んでおられます。企業に勤めるかたわら、お昼休みや通勤時間を利用して勉強を続け通訳案内士の資格を取った努力家です。
ファッションの世界から、3人の子育てを経て通訳案内士の世界へと飛び込んだフランス語通訳案内士松田みどり氏は、お客様の要望に合わせてツアーを組み立て、デザインするイメージで現在の仕事に臨んでおられます。
春を感じさせる着物姿でインタビューの待ち合わせ場所に現れた松田氏は、男性陣を引き連れ自転車ツアーをこなすという意外な一面も兼ね備えています。
ビジット・ジャパン・キャンペーンの動きの中で通訳案内士試験の合格者数は、2007年度まで増加を続けていました。しかし、全体の約7割を占める英語通訳案内士は、その人数が多いことから新人が仕事を得るのは非常に困難で、こうした状況は現在も変わっていません。
そこで今回は、専業主婦から通訳案内士になり、2008年の資格取得以来、新人のハンディキャップを乗り越え震災後も活躍を続けておられる英語通訳案内士、戸所潮路氏にお話を伺いました。

2011年

急速な成長を続ける韓国から、日本は最も多くの訪日客を迎えています。そこで、今回は韓国語通訳案内士・福島直之氏にインタビューし、韓国人の日本旅行のしかたや関心を持っていることなど、変化の著しい市場での最新の状況について伺いました。
福島氏は日本企業での勤務を経て韓国に留学、現在は通訳案内士として観光のみならずビジネスの分野でも幅広く活躍中です。
今回は、英語通訳案内士酒井かおり氏にインタビューしました。酒井氏は日本の古典芸能がお好きで、3年前に始めた英語落語をガイディングにも役立てていらっしゃいます。
このほか、震災当日のツアーや9月に参加された被災地ボランィア・ツアーの体験など多彩な話題についてお伺いしました。
通訳案内士の仕事では、いったんツアーに出ると長期に渡って自宅を空けることも少なくありませんが、ライフステージの中のさまざまな事情からこうした仕事ができなくなる場合もあります。今回お話を伺ったスペイン語通訳案内士石井礼子氏は、通訳案内士として働き始めて2年で仕事を中断、その後20数年のブランクを経て復帰。他の言語を扱うガイドさんと一緒に担当されたツアーが、その集客数の多さで評価され、JATA(日本旅行業協会)の賞を受けました。リピーターのお客様も多い石井氏に、その秘訣を聞かせていただきました。
今回お話を伺ったフランス語通訳案内士長野智行氏は、新聞記者、雑誌編集長、添乗員と幅広い分野でキャリアを積まれた後、1999年から通訳案内士としてご活躍中です。2010年には通訳案内士のノウハウを綴った著書「GUIDE TOMO JAPON フランス語通訳ガイド虎の巻」を出版されています。最近では、ネットを使った情報発信に積極的に取り組まれているほか、2度にわたり東日本大震災被災地でのボランティア活動にも参加されました。
東日本大震災を機に大きく落ち込んだ訪日外国人客数はその後少しずつ回復してはいるものの、今もキャンセルされたままのツアーも少なくないようです。この時期にどのように対策を講じ、今後の仕事につなげてゆくかは通訳案内士にとっても大きな関心事です。
そこで、今回はこの夏もガイドのお仕事をなさっておられるイタリア語・英語通訳案内士皆川彩氏にお話を伺いました。皆川氏は通訳や翻訳でもご活躍中です。
外国人観光客に富士山は圧倒的な人気ですが、遠くから山々を眺めるだけでなく、登山をするため日本を訪れる人たちもいます。そこで今回は、キリマンジャロ、キナバルなど多くの山で登頂経験のある英語通訳案内士、新井由美子氏にインタビューしました。
小・中学校時代をロンドンで過ごし、ディンギーヨット全日本選手、メガバンクの外為ディーラーと多彩な経験を持つ新井氏は、2007年から通訳案内士として活躍中です。
通訳案内士のなかには、個人で仕事をしている方々が少なくありません。また、働き方もさまざまです。それだけに、情報交換や研修を受ける場は仕事を続けるうえで大切な位置を占めています。そこで今回は、開かれた研修の場を実現しようと2009年にガイド団体を設立した英語通訳案内士橋本充秀氏にインタビューに応えていただきました。
通訳案内士として活躍するには専門分野を持つことが大切といわれています。そこで今回は、バードウオッチングに30年近く親しんでおられる英語通訳案内士・坂東英利子氏にお話を伺いました。野の鳥を見て、そのさえずりを聞いて楽しむバードウオッチングは、アウトドアのスポーツでもあり、また風雅な趣味でもあります。
今回はなんと、英語、イタリア語、フランス語の3か国語で通訳案内士の資格をお持ちの城山久美子氏にお話を伺いました。城山氏は日本で生まれ育ち、留学もせず、中学から学校で英語を学んだほかは、ほぼ独学でイタリア語とフランス語を習得なさいました。
今回はロシア語通訳案内士畑川明子氏にインタビューさせていただきました。
学生時代の1979年に通訳案内士の資格を取られた畑川氏は、大学卒業後、企業での経済調査、通訳、講師、通訳案内士と一貫してソ連およびロシアに携わるお仕事を続けておられます。
ソ連の崩壊と通訳案内士の仕事など、ロシア語ご専門ならではの興味深いお話をお伺いしました。
今回はイタリア語の通訳案内士、中西雅子氏にお話を伺いました。
中西氏は、翻訳や通訳で長年キャリアを積まれた後、通訳案内士の仕事を本格的に始められました。ライフスタイルに合わせた働き方を実現しておられる、しなやかさが魅力の通訳案内士さんです。
今回の通訳案内士インタビューでは、長野県の英語通訳案内士 平沢均美氏にお話を伺いました。地方在住の通訳案内士は仕事を得るのが難しいと言われるなかで、2008年に資格を取られ堅実に仕事の実績を積み上げておられる平沢氏に、英語の学習法、地域でのネットワークや研修受講方法、インバウンドへの提言など多岐にわたるテーマについて長野在住ならではの視座からお話しいただきました。

2010年

今回の通訳案内士インタビューでは、2007年からフランス語の通訳案内士としてご活躍中の矢倉瑞夏氏にお話を伺いました。ストレートのロングヘアがお似合いの矢倉氏は、華奢でおしゃれな外見からは意外に感じられるほど、エネルギッシュにお仕事をされています。
今回の通訳案内士インタビューでは、「やまとごころ.JP」にブログを書いていただいている辻村学氏にお話を伺いました。銀座の待ち合わせ場所にいらした辻村氏は、インタビュー場所まで歩く途中も、お仕事の機会が多いこのエリアで目を引く建物の解説をしてくださるサービス精神の持ち主です。
最近関心を集めている築地やウォーキング・ツアーを中心に質問に答えていただきました。
第7回「現役通訳案内士インタビュー」は、シリーズ初となる男性通訳案内士の方にご登場いただきました。英語通訳案内士である渡邊氏のお話は、優しく穏やかな口調の中にも、日本インバウンドの現場や海外のお客様の生の声を熟知するプロとしての、自信や情熱が伝わってくる大変興味深いものでした。
中楚ひとみ氏
第6回「現役通訳案内士インタビュー」は、シリーズ初となるドイツ語通訳案内士である、中楚ひとみ氏に話を伺いました。京都出身の中楚氏は、人を笑わせ楽しませることがお好きというだけあり、通訳案内士のお仕事の魅力や現場でのエピソードをユーモアたっぷりに語ってくださいました。
木脇祐香理氏
第5回「現役通訳案内士インタビュー」は、英語通訳案内士、木脇祐香理氏にお話を伺いました。大変忙しいスケジュールの中、日程を調整して下さった木脇氏は、優しい雰囲気をお持ちの知的な通訳案内士さんです。

2009年

三宅美智子氏
第4回「現役通訳案内士インタビュー」は、中国語通訳案内士の三宅美智子氏にお話を伺いました。三宅さんは中国のご出身で、現在は名古屋市在住の、とても多趣味でアクティブな通訳案内士さんです。
千代間泉氏
第3回通訳案内士インタビューでは、京都在住で4年前から関西を中心にご活躍なさっていらっしゃる千代間泉氏のお話を伺わせて頂きました。
萩村昌代氏
第2回現役通訳案内士インタビューは、スペイン語通訳案内士としてご活躍中の萩村昌代氏にお話をお伺いいたしました。

2008年

高宮暖子氏
記念すべき第1回目の現役通訳案内士インタビューは、JGA理事を務める高宮暖子氏にお話をお伺いいたしまし。

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