データインバウンド
【外国人宿泊者数】2017年8月は前年同月比12.7%増の646万人泊
2017.11.02
観光庁が発表した2017年8月の宿泊旅行統計調査結果によると、全体の延べ宿泊者数は5,472万人泊で、前年同月比0.2%減だった。減少したのは日本人延べ宿泊者数が前年前年同月比1.7%減だったためで、外国人延べ宿泊者数は、前年同月比12.7%増の646万人泊で、8月としては調査開始以来の最高値を記録した。
三大都市圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫)と地方部の外国人延べ宿泊者数の対前年同月比を比較すると、三大都市圏で+10.3%、地方部で+16.4%となり、引き続き地方部に滞在する訪日客が増えている。
都道府県別の外国人宿泊者数伸び率では、1位熊本県、2位佐賀県、3位岡山県、4位鳥取県と、引き続き九州中国エリアの伸びが際立った。
国籍(出身地)別では、1位が中国、続いて、韓国、台湾、香港、アメリカで、上位5カ国・地域で全体の75.5%を占める。伸び率で見ると、韓国(前年同月比+33.3%)、マレーシア (前年同月比+31.5%) 、香港(前年同月比 +20.4%)と、アジアの勢いが続く一方で、4位のオーストラリアが17.5%増、5位のカナダが15.7%増と、米・豪エリアの伸びも見られるようになってきた。
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