インバウンドニュース

★全体の2割が外国人宿泊者に、東北、九州は引き続き人気。4月の宿泊者数発表

2017.07.03

印刷用ページを表示する


観光庁は6月30日、宿泊旅行統計調査結果を発表。4月の延べ宿泊者数(全体/第2次速報)は、3968万人泊で、前年同月比3.5%増だった。

また、4月の外国人延べ宿泊者数は、全体の2割近い786万人泊で、前年同月比16.0%増となり、4月としては調査開始以来の最高値となった。

4月の都道府県別の伸び率では、前月3位の佐賀県がさらに伸びて前年同月比104.1%増の1位、2位は大分県で99.8%増、3位が山形県で83.3%増、4位が秋田県で72.8%増、5位が徳島県で69.3%増と、引き続き九州、東北エリアの伸び率が際立つ。ちなみに佐賀県では韓国からの訪日客が前月から6ポイント増の6割近くを占め、福岡、長崎、大分、宮崎でも韓国がトップ。逆に東北では全6県で台湾がトップを占めた。また、国籍別伸び率は、1位スペイン、2位フィリピン、3位ロシアの順番だった。

なお、5月の延べ宿泊者数(第1次速報)は、4237万泊で、前年同月比5.8%増、うち外国人宿泊者数は643万泊で、16.1%増となった。

(やまとごころ編集部)

 詳細:

【観光庁】宿泊統計調査

関連インバウンドニュース