インバウンドニュース

インバウンド注目ニュースTOP5(7/8~7/14)

2017.07.18

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1位

米旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー」が2017年のランキングを発表!昨年3連覇を逃した京都の順位は?!

アメリカの大手旅行雑誌「Travel+Leisure(トラベル・アンド・レジャー)」が7月11日、毎年恒例の読者投票ランキング「2017 ワールド・ベスト・アワード」を発表。同アワードは、世界の観光都市やホテル,クルーズ,旅行会社,航空会社等のカテゴリに分かれている。

京都は、同誌におけるランキングで、2014年と2015年に人気の都市として1位を獲得したものの、2016年には6位に転落していたが、今回発表された「ワールド・トップ・シティ15」では、2つ順位を上げて4位につけた。

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2位

日本特有の文化「ガチャ」が、インバウンド市場の商機に

硬貨を入れてハンドルを回すと玩具が出てくる「ガチャ」ことカプセルトイが、訪日観光客の間で爆発的な人気を集めている。

株式会社タカラトミーアーツは昨年の7月以降、成田空港の国際線に170台以上のガチャマシンを設置、今春から関西国際空港でも100台以上のガチャマシン設置を開始した。

訪日客が出国前に両替できなかった硬貨を使ってもらおうと、当初は期間限定で始まった企画だったが、実際蓋を開けてみると、その売り上げは通常の約3倍から5倍を記録。

訪日客を魅了しているのは「空港ガチャ」だけではない。観光客で賑わう東京駅や、秋葉原駅の構内でも大量のガチャマシンが登場するイベントが開催されている。

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3位

訪日客のマーティングツールとしてSIMを活用

 宮城県石巻市は7月10日、市内を訪れた訪日客を対象に、来年1月に無料のSIMカードの配布を開始すると発表した。インバウンド対策として、自治体がSIMを配るのは東北初のことだ。

今年に入って、訪日客に向けた無料SIMの配布サービスが増えてきた。旅行情報サイトのアプリの利用者向けや、特定のツアーへの参加者などに配布されている。また、DOCOMOが7月から始めた一定量のデータを無料で利用できるプリペイドSIMサービス「Japan Welcom SIM」では、10月から無料プランも登場する。

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4位

平成28年の訪日客の食料品購入額、2897億円

 農林水産省は7月10日、訪日外国人旅行者による日本産の農林水産物・食品の購入状況(推計値)を取りまとめ、発表した。

観光庁の調査をもとに推計されたデータでは、訪日客の日本滞在中の旅行消費額は、平成28年に3兆7500億円に達し、前年より7.8%増加。

旅行消費額の中では、お土産等の買い物代が全体の38.1%と最も多く、買い物代のうち、食料品等(菓子類、その他食料品、飲料、酒、たばこ)は、対前年比の11%増で、2897億円に上った。

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5位

訪日外国人対応に奔走する、警察官たちの新たな取り組み

2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、訪日外国人が道に迷った時や、落し物をした時、事件事故時などに備え、各地の警察官が英語でのコミュニケーションを含む対応強化を行なっている。

山梨県警では、2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に伴い、県内を訪れる外国人の増加を想定し、新人警察官への英会話の授業を開始している。

2016年の外国人宿泊客数は約460万人と、4年連続で過去最高を更新した京都府では、外国人からの110番通報も前年の約2倍となり、京都府警は業務用の「おもてなし英会話教本」を制作。日々の業務に必要な英語表現を網羅した内容で、第一線で働く警察官たちに活用されている。

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