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★伸び率TOP5を九州が独占、熊本地震からの復活! 5月宿泊旅行統計を発表

2017.08.01

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観光庁は7月31日、宿泊旅行統計調査結果を発表。5月の延べ宿泊者数は、4236万人泊で、前年同月比5.7%増だった。また、外国人延べ宿泊者数は、650万人泊で前年同月比は17.3%増。先月に引き続き、5月としては調査開始以来の最高値を記録した。

都道府県別の外国人宿泊者数伸び率では、1位の熊本県が587%増、2位の大分県で426.3%増、3位の鹿児島県が147.2%増と九州が圧倒的多数をしめた。ちなみに、4位は宮﨑県、5位は佐賀県であり、TOP5はすべて九州がしめたが、これは昨年4月に発生した熊本地震による訪日敬遠の反動増によるところも大きい。

なお、九州地方以外では、6位が徳島県、7位が青森県、8位が群馬県だった。

三大都市圏の伸び率13.7%増に対して、地方では23.4%増と、引き続き地方を訪れる観光客が増えていることが分かる。

また、国籍別の伸び率では、1位の韓国が100.5%増、2位のスペインが47.6%増、3位のロシアが45.8%増だった。

(やまとごころ編集部)

 

4月の宿泊旅行統計はこちら

 

詳細:

【観光庁】宿泊旅行統計調査

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