インバウンドニュース

★英語の通じる病院はどこ? 困った場面に遭遇した訪日客向け情報サイト公開

2017.09.15

印刷用ページを表示する


2016年も、すでに7月までで訪日外国人数は1600万人を超えているが、個人旅行者が増えれば増えるほど、旅先で直面する問題に自身で対処しなければならないケースも増えてくる。例えば、民泊で長期滞在したとき、もし地震にあったらどうすればいいのか。急な腹痛で病院に行きたいと思ったらどうすればいいのか。

添乗員付きのツアー、ホテル宿泊ではない場合、あるいは移動中にそうした問題を自ら解決するために情報サイトがあれば、きっと役に立つことだろう。

そこで、NTTタウンページ株式会社が、在日・訪日外国人の日本での困りごとに役立つ情報を掲載したサイトJapan Tips」を9月6日に公開。3月から東京都港区英語版を公開していたが、対象エリアを東京都23区に拡大した。

コンテンツは、困った場面ごとを想定し、緊急・日常生活・手続き・日本の文化・観光・ 飲食店の6メニューにまとめている。緊急では、災害時の安否確認方法や緊急避難先リスト、英語の通じる医療機関、薬の服用説明書に書かれている日本語、食品の成分表示など、日常生活では英語の通じるレンタカー会社や日本での運転ルールなど。

外国人へのヒアリングで、情報があれば役立つという声の多かった内容が記載されており、今後も2020年の東京オリンピック・パラリンピックへ向け、一層の精度向上を目指すという。

(やまとごころ編集部)

 

関連インバウンドニュース