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★訪日ロシア人急増、2018年の年間交流目標は22万人

2017.09.25

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ロシアからの訪日観光客が今年に入って目立って増えている。

2017年1月に短期滞在ビザの発給要件が緩和されると、2月から訪日客が急増し、4月には前年同月比66.6%の大幅アップを記録。8月までの累計では4万7800人の約4割増しとなり、昨年度の合計にあと7000人にまで迫った。

また、この期間の訪ロ日本人旅行者も2016年(年間合計は約8万7000人)と比べると2割増しとなっているという。

 日本政府観光局とロシア連邦観光局は2017年2月に観光交流拡大のための「共同活動プログラム」に署名。2019年までの3年間の活動で、2019年の年間交流人口の目標を25万人としたが、9月21日には同プログラムの改正覚書に署名し、新たに2018年の目標を22万人に設定した。

 2018年には「ロシアにおける日本年」及び「日本におけるロシア年」を相互に開催し、ロシアでは経済、文化、科学、教育、青年、スポーツ、自治体間交流、その他の分野など、多岐にわたって日本を紹介する行事が行われることから、さらなる訪日客の増加が見込まれる。

(やまとごころ編集部)

 

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