インバウンドニュース
★2017年版「世界の都市安全性指数ランキング」で東京が1位を獲得!
2017.10.17
英国誌『エコノミスト(Economist)』の調査部門「ザ・エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(The Economist Intelligence Unit)」が、「Safe Cities Index 2017(2017世界の都市安全性指数ランキング)」を発表、東京は総合ランキングで1位を獲得した。
『Safe Cities Index 2017』は2015年に初めて発表され、今回で2回目となる。同調査では、「サイバーセキュリティ」「医療・健康環境の安全性」「インフラの安全性」「個人の安全性」という4つのカテゴリーに分けて世界の都市を評価、今回は世界60都市を対象に行われた。トップ10の結果は以下の通り。
1位:東京
2位:シンガポール
3位:大阪
4位:トロント
5位:メルボルン
6位:アムステルダム
7位:シドニー
8位:ストックホルム
9位:香港
10位:チューリッヒ
総合ランキングのトップ3は2015年と変わらず、1位:東京、2位:シンガポール、3位:大阪となっている。また、トップ10に入った残りの7つが、主にアジアとヨーロッパの都市であることも前回と同様だった。ランキング下位は、アジア、中東、アフリカの都市で占められており、都市化が進む新興国と、大きな変化の見られない先進国の間で、安全レベルの差の大きさが浮き彫りとなる結果となった。
東京のスコアは、「医療・健康環境の安全性」カテゴリーで前回から7ポイント上昇したが、最大の強みは「サイバーセキュリティ」の分野だという。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた、サイバー攻撃対策などの取り組みがポイントにつながったようだ。
さらに、スイス拠点の非営利団体「New Cities Foundation」の創設者Rossant氏は同報告書で、日本について、落し物として届けられた現金の総額が約36億7千万円だったという警視庁のデータを引用し、「アジアの都市、特に日本がトップを占めたのは、ある意味自然なことだ。文化的要因も影響を及ぼしているだろう」と言及している。
(やまとごころ編集部)
関連インバウンドニュース
-
02.22
かながわ経済: イスラム教徒へ着物レンタル 訪日客にアピール 横濱ハイカラきもの館 /神奈川
-
02.22
札幌で帰宅困難者あふれる 地下通路を解放 北海道地震
-
02.22
みずほFG、メガ銀初のQR決済を来月開始 アリペイなど中国事業者とも連携
-
02.21
冬の京都に異変 春秋との観光客数の差縮まる
-
02.20
地銀50行、スマホでQR決済 来月以降 キャッシュレス普及後押し
-
02.20
京都マンガミュージアム、英語で館内ツアー 東京五輪など見据え
-
02.19
【開幕迫る】ラグビーW杯組織委が本当に作りたい経済レガシー
-
02.18
インバウンドで偽造クレカ横行 巧妙化、ブランド品購入相次ぐ