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★訪日外国人の旅行消費額、7–9月期で1兆2305億円に

2017.10.19

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観光庁が発表した訪日外国人動向調査によると、2017年7-9月期の訪日外国人旅行消費額は1兆2305億円に上り、前年同期(9716億円)から26.7%増加した。

また、2017年1~9月の消費額累計は、3兆2716億円となった。

国籍・地域別の消費額では、中国が5432億円(構成比44.1%)、台湾1490億円(同12.1%)、韓国1361億円(同11.1%)、香港941億円(同7.6%)、米国618億円(同5.0%)の順となっており、これら上位5カ国・地域が全体の80.0%を占めている。今期は韓国、中国などで訪日外国人旅行消費額が増加し、全体を押し上げた。

また、訪日外国人1人あたりの旅行支出は165,412円で、こちらも前年同期(155,123円)から6.6%上昇。国籍・地域別に見ると、ベトナムが最も多い26万円、次いで中国(238,000円)、フランス(235,000円)の順となっている。

費用別に見ると、買い物代が34.2%と最も多く、次いで宿泊料金(29.7%)、飲食費(21.1%)の順となっている。宿泊料金は、前年同期の2791億円から3655億円へと推移し、構成比を1ポイント押し上げた。

(やまとごころ編集部)

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