着物をご覧になったことがおありの方なら分かると思いますが・・・
着物の柄には西洋絵画的な遠近法などが用いられていないのがお分かりだと思います。
ほとんどのものが平面的。
しかしこれはそれぞれの事象を図案化しているせいなんですね。
例えば立涌模様。
こちらをご覧ください。
そちらにあるようにわりとよく見かける柄だと思います。
これは説明されている通り水が流れる様を図案化したものです。
一見奥行きがないように思えるデザインにもそれぞれ意味が込められているんですね。
私個人的には立涌模様は粋に見えて好きなのですが・・・
よくあるのは着物の地模様に使われていることが多いですね。
ちょっと締まった感じに見えておとなっぽく感じられますよ。
例えば浴衣の柄にこの柄が入っている男性のものなんてかっこいいと思うんですが。。。
こんな風に着物の柄にはそこはかとなく雰囲気が漂うようにデザインしてあるのです。
均整の取れたデザインこそが着物の柄の素晴らしいところですね。
このごろの燃料サーチャージや円安などの影響で海外旅行離れが進んでいるとは聞きますが・・・
逆に海外からの旅行客は増える一方のようですね。
日本文化を知っていただくよい機会だと思います。
ほとんどの旅行客の方は東京や京都、北海道など決まったところへ行くツアーに参加されているのでしょうがもっと素敵な日本がそこかしこにあるんですけれど。。。
ぜひもっと日本の隅々まで楽しんでいただきたいと願うばかり。
そんな中で今回の大相撲のドーピング問題は海外の方にはどう映るんでしょうか・・・
海外からの力士を養成することの難しさの一端を表しているように見えますね。
日本の伝統文化の中にどれだけ海外の方を受け入れるか?
これは我々の業界でも悩めるところです。
習慣、風習が違う人間同士が師弟関係を組むというのは難しい。。。
伝統文化を守ることとその担い手が日本人であることが常にイコールではない時代。
どこかできちんとしたガイドラインみたいなものをそれぞれの文化の中で築くべきときが来ているのかもしれません。
大相撲も力士のなりてが無ければ成立しないのは和裁と同じ状況。
今もまだ私の中では結論が出ずにいます。
皆さんはどう思われますか?