ファッションと日本
最近のきものブームで着てみたいと思ってくださる方が増えて嬉しいことです。
しかしよく聞くのはきものをどんなときにどんなものを着ればいいのか分からないというご意見。
着ようって思ったけど行き先に合ったきもの探すのは自分じゃ分からないしネットで調べると色々な情報がありすぎてかえって混乱しちゃうのよね・・・と。
例えば・・・
ちょっとおしゃれなカフェやショップにお出かけしようと思うけどどんなもの着ればいいの?・・・とか。
お友達の結婚式に招ばれているけれど二次会まで行ってもおかしくないきものは?・・・とか。
子供の入学式や卒業式にはどんなものを着ればいいの?・・・とか。
この仕事をしていて今後についてアドバイスを求めると必ずと言っていいほど言われることがあります。
それはきものを復活させたいのなら着て行くためのイベントを用意しなくてはならないということ。
大抵が男性のご意見です。
でも女性ってお化粧も着るものも香水もその日の気分によって変わりませんか?
来て行く場所によって着るものもお化粧も香水も制限されるのって逆に嫌だったりしませんか?
自己流に楽しめるからファッションなんだと思います。
しかしきもののTPOを知っていくことで自己流も編み出せるというもの。
そこですでにご存知の方もいらっしゃるでしょうけれどきものの種類をお伝えして行きましょう。
今回は留袖について。

これは既婚者の第一礼装となります。黒地に裾模様だけのきもの。
家紋が5箇所入ります。結婚式などに着て行くべきものですね。
最近では結婚式でも親族の方だけが着用するものになりつつあります。
本来は招かれた方で既婚者の女性は着て行くものなんですが・・・
この辺が時代の変わりかもしれません。
裾模様も豪華なものは金箔、プラチナ箔や金糸や銀糸やプラチナ糸を使ったものがあります。
元々は国内で刺繍されたものが多かったのですが・・・
最近では中国刺繍が増えています。人件費の問題と豪華さの釣り合いを取っているからなのか・・・
中国刺繍は細かくされていてそれはそれで美しいのですが・・・
私の目から見るとちょっと立体的には感じられないですが。
それに比べて日本の刺繍は本当にアーティスティックだと思います。
有名な作家さんの作品では「家庭画報」でもよく紹介されている長艸敏明・純恵ご夫妻がいらっしゃいますね。
ここをご覧くださいね
きものの世界は図案の世界。
物事を抽象的な図柄で表して表現する非常に奥深い世界です。
でもそれを楽しんでいただけるように私たちもがんばります♪



