しばらく空いてしまいましたが・・・
プライベートでも義母の急死、仕事の流れなどが怒涛のように襲って来て全く余裕がありませんでした。。。
義母とは仲良しだっただけにショックも大きく・・・
まだ立ち直りきれていません。
私の今の仕事についても応援してくれていただけに。
まだ何も恩返しできてないことが残念で残念で。
今でも義母がいてくれたら・・・と思う日々。
日本人にとっての儀式の意味がようやく分かって来た気がします。
そこに日本の心があるんだなぁと。
お通夜、葬儀、四十九日・・・
そうやって儀式を一つ乗り越えるごとに心の痛みや傷が癒されていくものだと。。。
そして故人を心に刻みながら同時に忘れていくものなのだと。
日本人にとっては全く形骸化したただの儀式なのかもしれませんが・・・
そこに込められた意味は大きいなぁと思います。
最近話題の映画での人を「送る」ということの日本人なりの感性が高く評価されていますよね。
死を遠ざけるのではなく常に身近にあることを理解するという考えは欧米にはないものかもしれませんね。
「生かされている」という発想は仏教からのものなのでしょうけれど。
その言葉の意味を実感する日々です。
昨日は「メイドインジャパンプロジェクト」(略してMIJP)の代表取締役である赤瀬浩成さんの講演を大阪にて聞いて来ました。
ジカバージャパンと言えばご存知の方も多いのでしょうか。
日本で作られたモノにこだわりをもって店舗展開や販促ツールなどを提供される企業さんです。
とても腰の低い方で気さくな方でした。
お話も色々と聞けましたが大変興味深く面白かったですよ。
東京ミッドタウンと成田空港内に店舗を出されています。
海外向け発信は今後考えてらっしゃるよう。
私も常々考えているようにもっと本格的な日本にしかない技術や方法で出来上がった商品をアピールできれば素晴らしいのになぁ。
観光庁もできたことですし今後は国を挙げての観光資源発掘に力を入れた方がよいようですね。
私にも何かお手伝いできればと思っています。
がんばるぞ!
着物をご覧になったことがおありの方なら分かると思いますが・・・
着物の柄には西洋絵画的な遠近法などが用いられていないのがお分かりだと思います。
ほとんどのものが平面的。
しかしこれはそれぞれの事象を図案化しているせいなんですね。
例えば立涌模様。
こちらをご覧ください。
そちらにあるようにわりとよく見かける柄だと思います。
これは説明されている通り水が流れる様を図案化したものです。
一見奥行きがないように思えるデザインにもそれぞれ意味が込められているんですね。
私個人的には立涌模様は粋に見えて好きなのですが・・・
よくあるのは着物の地模様に使われていることが多いですね。
ちょっと締まった感じに見えておとなっぽく感じられますよ。
例えば浴衣の柄にこの柄が入っている男性のものなんてかっこいいと思うんですが。。。
こんな風に着物の柄にはそこはかとなく雰囲気が漂うようにデザインしてあるのです。
均整の取れたデザインこそが着物の柄の素晴らしいところですね。
このごろの燃料サーチャージや円安などの影響で海外旅行離れが進んでいるとは聞きますが・・・
逆に海外からの旅行客は増える一方のようですね。
日本文化を知っていただくよい機会だと思います。
ほとんどの旅行客の方は東京や京都、北海道など決まったところへ行くツアーに参加されているのでしょうがもっと素敵な日本がそこかしこにあるんですけれど。。。
ぜひもっと日本の隅々まで楽しんでいただきたいと願うばかり。
そんな中で今回の大相撲のドーピング問題は海外の方にはどう映るんでしょうか・・・
海外からの力士を養成することの難しさの一端を表しているように見えますね。
日本の伝統文化の中にどれだけ海外の方を受け入れるか?
これは我々の業界でも悩めるところです。
習慣、風習が違う人間同士が師弟関係を組むというのは難しい。。。
伝統文化を守ることとその担い手が日本人であることが常にイコールではない時代。
どこかできちんとしたガイドラインみたいなものをそれぞれの文化の中で築くべきときが来ているのかもしれません。
大相撲も力士のなりてが無ければ成立しないのは和裁と同じ状況。
今もまだ私の中では結論が出ずにいます。
皆さんはどう思われますか?
またまた遅れ気味の更新です。。。
ここのところ既製品発売への準備と子育てで手一杯になっていますが・・・
まだまだの段階です。
ここに来るまで業界自体が古いためなるべく人を介してツテを辿るという従来のやり方を通して来ましたが結局無理でした。(苦笑)
一軒一軒自分の目と足を使って探す方が得策だと知りました。
今まではそれが通用しなかったんですが最近のこの業界も瓦解寸前。
それゆえ縛りがなくなって自由に取り引きさせていただけることとなっています。
新しいことをする人間としては大変ありがたい現状です。
既製品のきものといってもまず親しんでもらうための入り口的な存在と考えています。
でも生地のデザインはこだわりたいと思っています。
これが実は大変!
現在流通している既製品用の生地はほとんどがモノトーンや地味な色合いが多く無難なものしかありません。。。
正直若い方が買うからとは言われますが私には納得しかねるものが。。。
デパートなどで販売されているものを見れば確かにそのようですが売れているとは思えない。
そこで私なりに必死でネットサーフィンなどをして自分が求める生地を作っている会社を探しているわけです。
これが難しい・・・
何せ古い業界ゆえホームページを持っていらっしゃらない企業さんが多いのです。
浴衣の柄はあんなに派手なのにきものになると途端に地味目に・・・
要は着られるのも浴衣までという発想のせいなのでしょう。
売れないものに力は入れない。。。
その諦めを払拭したいですね。
若い方にでも気軽に着られて可愛く着こなしてもらえる商品をも販売していきたい。
それが私の願いです。
あともう少し・・・
お披露目できる日を楽しみにしています。

最近SAYOLISの新たな展開を目指して同じ呉服業界でも違った分野で活躍されている方とお会いする機会が増えました。
皆さんやっぱりこの先の和服の将来について嘆いていらっしゃるようで・・・
今年も浴衣の季節ですが以前よりも明らかに売り上げが伸びないときもの関連企業さんも四苦八苦されているのだそうです。
確かに気のせいかデパートで売られているブランド浴衣の価格が下がって来てるような。。。
某有名ブランドさんもデザイナーさんをどんどんと入れ替えながらがんばってらっしゃるらしいですが厳しい模様。
そう言えば以前にお話した大阪の商談会でもたまたま中国人の若い起業家の卵さんがいらっしゃってましたが中国でも日本の浴衣に興味があるんだそうですね。
着方さえクリアできればという思いがおありだったらしくお話を聞いて帰られました。
有名女性雑誌では今年はとうとう全くきものと違わない形にするため長襦袢を着たように見せる衿元まで登場してましたが・・・
日本の女性のニーズとしては和服は必ずあると思います。
それと同時に海外の方にとっても本格的なきもの(浴衣)を着てみたいと思われているのでしょう。
海外向けにアピールできるファッションとして今後の展開を考えていく必要もあるなと改めて考えました。
少しのご無沙汰でした。
そろそろ桜も散って新緑の季節になって来ましたね。
ここのところちょっと考えることが多くてブログもご無沙汰でした。
そんな中数日前にメールにてKIMONO SAYOLISのパンフレットを請求してくださった方がいらっしゃいました。
その方は茶道を習ってらっしゃるのでお稽古着として着物を着たいのだけれど・・・
というお気持ちを書いてくださっていました。
前にこちらで書かせていただいた通り、茶道は着物を着たことを前提にした所作の連続。
それゆえその合理性に気付くには実際に着物でお稽古してみないと分からないんですよね。
今はお洋服でもお稽古をすることはできますがせっかくだからと考えてくださる方がいらっしゃるのは素敵なことだと感じました。
着物の良さだけでなく日本の文化の良さを色んな角度から楽しんでいただけることが私の願い。
堅苦しいルールに縛られるというよりは自分なりの楽しみ方を知ることこそ文化を存続していく大事なキーワードではないでしょうか。
室町時代から始まった茶道という文化。
お手前の修練には着物姿だったからこその所作が色々とあります。
例えばお濃茶のお手前の中には胸元に忍ばせてある懐紙で指先を拭く所作があります。
これは着物だからこそのしぐさですね。
その他にもお茶室に入る際のにじり口では着物の前身ごろを左手で押さえて入ります。
これも右前に着物を着ているために左手で押さえることになるわけですね。
また着物姿でお手前する際にお客様から見て着物の柄がよく見えるようにと付下の着物は左袖から着物の柄が始まるようになっているのです。
こんな風に見てみると日本の文化はどこかでリンクしながら続いているということ。
だからこそ何か一つの文化が消えてしまうことになれば日本の伝統文化にとって大きな影響を与えるlことになると言えます。
茶道を理解する上でも着物は重要なファクターとなるのでした。
最近の着物の中でのブームは大正ロマン風。
あるいは明治のころの雰囲気の柄行が大人気。
タレントさんの着こなしから人気が火が点いたような気はしますが・・・
今の若い方向けの既製品の浴衣や着物には必ずと言っていいほど大正ロマン風の柄が主流。
一体大正ロマン風ってどんなものなのか?
若干色落ちしたような風合いで明るい色を使って大柄な柄のものと言います。
柄の種類もちょっと現代風のものだったり。
バブルのころにレトロ趣味が流行した名残なのでしょうか・・・
古着ブームの一部とも言えるでしょうね。
銘仙という絹織物が流行した頃のデザインが好まれるようです。
この頃のイメージでデザインされた柄を浴衣に応用したりしたものが今の流行。
ぱっと見た感じは着物を着てるのかな?と思うようなデザインの浴衣がブーム。
しかしこのブームは若い方の古着ブームの一部。
ということはそのブームが終わってしまったらまた着物は記憶の彼方に・・・?
次の新しい動きが見当たらないだけにどうなるのだろうと考えてしまいますね。
現在の私たちが触れている着物はほとんどが中高年の女性向けのもの。
柄行はほとんどがシックで渋めなものや地味なものが多いんです。
若い方向けのものはほとんど触れることがありません。
ということは今の若い方が中高年になる頃には着物という文化は消えて無くなってしまってる可能性も出て来るわけで。。。
若い方と着物との接点が見付からない現在。
着物の新たな道を付ける必要性があるということになります。
一緒に考えてくださる方が増えてくださることを願ってます!
私にとって今の仕事に就くまでは周囲に当たり前にあるものというだけでした。
それが歳月を経るごとにどんどん貴重品、贅沢品という扱いになり色合いも質感も柄行もどんどん変わっていきました。
要は「晴れ着」としてのみ存在するようになったわけです。
しかし今ではその用途さえ不必要になって来ています。
大学の卒業式でも女性はスーツ姿で参加される方も増えたとか・・・
私たちの時代はほとんどが晴れ着姿だったんですから時代の移り変わりを感じますね。(笑)
晴れ着としてのデザインは図柄が大胆で刺繍の多用、変わり染めなどなどいかに豪華に華麗に見せるかという技術は世界でも類を見ないほど精巧で美しい。
この技術を発揮できるのはやはり着物の上でこそ!
若い方にとってのニーズを取り込んだKIMONOを開発する必要性が求められているだけに今後もがんばっていきたいですね。
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