インバウンドイベント
【名 称】 Clean & Cool Communication @ Akiba(秋葉原クリーンアップキャンペーン)
【日 時】 2008年1月15日(火)10:00~13:00
【開催場所】 秋葉原
【主 催】 株式会社JAPANiCAN
NPO法人秋葉原観光推進協会(共催)
2008年1月15日に行なわれた「Clean & Cool Communication @ Akiba(秋葉原クリーンアップキャンペーン)」の取材に行ってまいりました。主旨は日本人と外国人が一緒になって秋葉原のゴミ拾いをし、日本の美しさやおもてなしの心をアピールしようというものです。国際交流を目的としたものになりますので、ビジネス色の強いイベントなどと異なり各方面から興味深い取り組みとして注目を浴びていました。ぜひその内容をご覧ください。
<秋葉原クリーンアップキャンペーンの開催のきっかけ>
もともとクリーンアップキャンペーンはJTBグループのキャンペーンとして古くから行なわれていました。地域社会とのふれあいを目的として1985年より始められ、毎年多くの方にご参加いただいているようです。ただ今まで行なわれてきたものはあくまで日本人中心のものだったので、観光立国目指しインバウンドを推し進めるこの時代に沿って、世界へ向けてこの取り組みを発信しようということが、今回のキャンペーン開催に至った経緯だということです。環境破壊などが騒がれる昨今、ゴミ拾いという明確なエコメッセージも大きなアピールにつながったのではないでしょうか。
<2つのメッセージ>
このキャンペーンを主催している株式会社JAPANiCAN代表取締役の今泉弘幸氏のお話の中で、今回のキャンペーンの中で伝えたいメッセージが2つあるとおっしゃられていました。1つは外国人の方に対し、「日本の美しさ、おもてなしの心を知ってもらい日本にきてもらいたい」ということ。もう1つは日本人の方に対し、「日本の美しさを守り、日本人のおもてなしの心というものを思い出そう」ということです。
「日本の美しさ」「おもてなしの心」に共通して言えることは「日本の魅力」だと思います。現にJNTOの外国人アンケート(P16)でも日本人のホスピタリティや日本の美しさ・清潔さが滞在中最も良かったこととして挙げられています。ただ今泉氏のお話の中にもありましたが、現在の日本も昔と比べると少しそういった部分が薄れてきているのではないかと思います。外国人を迎え入れる中で改めてそれを見直そうというメッセージがこのキャンペーンには含まれています。
<編集後記>
参加した外国人の方にお話をお伺いしました。今回は知り合いの紹介という形で参加したそうですが、今後もこういった機会があればぜひ参加したいということでした。外国人を交えたクリーンアップキャンペーンの開催は今回が初めてですので、今後も多くの方に参加してもらえるようなイベントになることを期待いたします。まだ具体的な日程等は決まってはいないそうですが、主催のジャパニカン側も定期的な開催を検討しているということです。
今泉氏のあいさつの中でこんなお話がありました。今から100年前の明治時代にイザベラ・バードというイギリスの女性旅行家が日本を訪れたときに、当時の日本について「日本は美しく、親切な人ばかりだった」と著書に記しているそうです。100年前の日本と現在の日本はだいぶ変わったと思いますが、それでもなお日本の魅力が変わっていないことに驚きました。これは日本人の誇るべきところだと思います。100年後に日本を訪れた外国人旅行者が同じように「日本は美しくて、親切な人ばかりだったよ」と言ってもらえるよう、こういったイベントを通してその気持ちを忘れずに持ち続けられればいいと思います。
きれいになった通りは歩いていてやはり気持ちがいいです。わずか1時間のゴミ拾いでしたが、集めてみると結構な量になりました。最近は路上喫煙禁止の場所が増えていますが、秋葉原のある千代田区はその法令を先駆けて取り入れた地域です。昔に比べればだいぶ吸殻の数が減りましたが、それでもゼロにはなりません。吸殻に限らず、ポイ捨てすることは自分の国を汚しているというということです。ルールとマナーを大切に。
取材 by加瀬




