日本文化体験交流塾
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3月11日、日本酒の利き酒会を開催しました。これは、日本文化体験交流塾のフランス語部会の活動の一つです。
フランス語部会で、何故、日本酒の研究をするのか、不思議ですが、その秘密は、大竹智子先生の話を聞くと納得します。今回の講師、大竹智子さんは、日本酒とワインの両方に精通しています。現在、フランスのボルドーで、日本酒を輸出するため、日本とフランスを行ったり、来たりしており、フランス語が堪能でワインにも精通している。また、日本酒の「酒匠」の資格を有しているが、これは日本で300人くらいしかいない、「きき酒師」の上位資格にあたり、日本酒の「専門きき酒師」とも言える力量をもっている。
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日本酒の話の前に、当日のお料理もご紹介しよう。調理人は、菊地くに子事務局長。これまで、忍者体験などでご紹介してきましたが、一番の得意技は、料理づくりです。フードコーディネータとして、大豆を使った料理本も出版しています。この日は、築地で仕入れた中トロ、ひもの、あげ天、わさびなど、20種類近くの料理が提供された。海の幸、山の幸が新鮮でかつ多種類のものが容易に手に入る東京。この食の恵みこそ、日本の素晴らしい魅力だと思う。
今日、日本のグルメは、日本の最高の観光資源の一つと言われるようになってきた。そのきっかけになったのが、ミュシュランのグルメ本の紹介である。ヨーロッパ有数のグルメ大国フランスの本だからこそ、その評価が信頼されたのだろう。フランス料理のコース料理と、日本の懐石料理のコースは、不思議な位良く似ている。同時に、ワインと日本酒は、同じ醸造酒であり、グルメを語るときに欠かすことのできないものである。
ただ、ワインは、料理が主役でお酒は、それにあわせるもの。日本酒は、お酒が主役で料理はそれにあわせるもの。まさに、酒の肴という。主食の米から作られた日本酒とデザートのぶどうから作られたワインとの違いであろうか。
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大竹さんによると、ワインに比べ、日本酒の製造技術は難しい。ワインが1種類の発酵過程なのに比べ、お米から糖へ、糖からアルコールへと2段階の発酵プロセスが必要なからだそうである。しかも、おいしい日本酒を造る鍵は、水にあるという。確かに、酒どころは、六甲山と灘、八海山など越後三山と新潟の酒など、銘水の産地と一致している。
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研究会では、実際に8種類の日本酒の利き酒を行った。その一つひとつが個性を持っているのにびっくりした。また、大吟醸が必ずしもおいしいとは言えないことも学んだ。
十分堪能して、お疲れ様になってきたところで終了した。食にまつわる研究会は、今後とも色々な角度から実施していきたいと思う。
次回は、「江戸の食」や「ワイン研究」もやってみたいと思っています。大竹さん、菊地さんご苦労様でした。
