日本文化体験交流塾
日本文化体験交流塾では、すでに20か国超える国からのお客様が日本文化を体験したが、今回は、また新しい国が加わった。3月26日、我が家を訪問されたAlexander Falcaさんご夫妻は、Republic of Moldova モルドバ共和国の方である。モルドバ共和国は、面積は、3万3,840平方キロメートル(我が国の約11分の1)、人口は379万人で、黒海の北、ウクライナとルーマニアの中間に位置している国である。ご夫妻には、料理づくりと茶の湯を楽しんでいただいた。
アレキサンダーさんは、日本に来て半年になるという。お仕事は、インターネット関係の技術者だそうである。今、サクラグループの宿泊施設に泊まっていて、私たちのチラシを見たという。
奥様は、ロシア人だそうである。夫婦で、浅草など様々な地域を訪問して日本の生活を楽しんでいるという。ただ、日本家庭を訪問するのは、初めてだそうである。
二人とも、器用なので、1時間半の予定時間内に、握り寿司、海苔巻き、軍艦巻きを見事に作り上げた。アレキサンダーさんは、母国を出るときに、寿司づくりを友人に約束していたそうだから、大変喜んでいた。
アレキサンダーさんは、すばらしい一眼レフのデジタルカメラを持っていて、私たちの写真をとってくださった。私は、甚平姿である。シャツの上に着るだけだけど、少しは、和の雰囲気を出そうと思っている。
3月18日から、我が家の2階の一室が茶室となった。電気炉から釜、茶碗など、茶道道具を一式取り揃え、洗心亭と名づけ、日本の茶の湯を体験していただくことにした。
洗心とは、心を洗うことである。私たちは、常日頃から様々な感情を持っている。不平や不満、驕り高ぶりもある。また、〇〇人は、×××だなどとの先入観もある。こうした感情を洗い落とし、そこに来る人々に素直で接することが、この洗心亭への私の思いである。こんなことを英語でお話したが、私の語学力では、多分伝わらなかったと思う。
今度開設予定の山口和加子先生の英語表現のスキルアップ教室の必要性を痛感した。
今回は、茶室を開設していらい、早くも3度目のお客様である。菊地くに子さんがお茶をたててくれたが、彼女は、一期一会という言葉を大切にしている。
ウキペディアでは、
「一期一会(いちごいちえ)とは、茶道に由来することわざ。『あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものです。だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう。』と言う意味の、千利休の茶道の筆頭の心得である。平たく言えば、これからも何度でも会うことはあるだろうが、もしかしたら二度とは会えないかもしれないという覚悟で人には接しなさい、ということである。」と説明している。
まさに、外国人を招いてのホームビジットは、一期一会の気持ちで接することが必要だと思う。私自身、海外生活でももっとも印象に残るのは、ホームビジットをして、その国の人たちの暮らしぶりを眺めたときである。数千キロも離れた地からおいでなった方とは、再び会う機会は少ないと思う。だからこそ、菊地さんのきめ細やかなおもてなしに感謝した一日であった。
