日本文化のネットワーク
「こんがりカリカリとした食感があって、焼きおにぎりが美味しかった。」
新潟から帰った米原大介情報管理室長の第一声である。囲炉りを囲んだ夕食での、遠火で焼き上げられる、おむすび(「けんさ焼き」というそうです)は、味噌としょうがの味付けだけなのに、これまで食べたどんなご飯より美味しいと感じたそうである。古民家での食事と宿泊の体験は、大介さんにとっても日本文化を考える貴重な体験となったようだ。
この度、米原大介さんは、新潟の会員、間島めぐさんが開催する「はじめてのお茶会」を激励に行ってきました。見たりするだけの古民家が多い中で、佐藤家での体験は、大変興味深いので、今回のブログでは彼の報告を掲載したいと思います。
(米原 大介)
これまで古民家の佇まいに憧れを抱いて、白樺郷や西湖を訪れたことはありましたが、この度はじめて、「茅葺きの古民家」に泊まりました。さらに、囲炉りの縁で食卓を囲み、ワイワイとみんなで団欒しながら酒を酌み交わすことができました。
場所は、「福井旧庄屋佐藤家(http://www.hanga-cobo.jp/hukui/)」誰でも予約すれば、2500円で田舎暮らし体験が出来ますよ。
今回は、間島めぐさんの紹介もあり、彼女の友人や、古民家を運営するNPO法人 福井旧庄屋佐藤家保存会の方々と夕食を一緒にすることができました。皆さんが手作りで郷土料理を作ってくださり、囲炉裏端での懇談は、本当に楽しかったですよ。
いろいろな観光地でも、武家屋敷や古民家があり、見学の対象となっています。でも、家は、そこに住んで、衣食住があって、初めて良さが分かるのではないでしょうか。
関東以北は、関西と異なり、囲炉裏が生活の中心といわれています。雪国では、部屋の真ん中にある囲炉裏は、効率的な暖房器具です。また、そこで調理が行える台所でもあり、家族の輪が繋がります。
蒔きは、里山から取れたもの。石油と違いエネルギーの循環の中にあります。蒔きを燃やして出る煙は、虫除け効果があり茅葺屋根の保存には欠かすことができないと言います。このように囲炉裏と茅葺屋根の生活は、一体となって相互に関連しています。
こうした現地に行って、その暮らしの仕組みや知恵を理解することが、旅の醍醐味だと私は思いました。雰囲気や会話は、最高の調味料。いつまでも飽きることなく居続けられる、そんな幸せな時間と空間を体験しました。保存会の皆さん、ありがとうございました。
初めての茶会(二日目)
「日本文化に興味はあるけど、なんだか難しそうで・・・」
「お茶会なんかに興味はあるんだけど、どうしていいか分からないし、一から修行するのも大変だし・・・」そんな方、多いと思います。これは、そんな方々にお茶会の基本的なお作法を学んでいただき、実際にそのままお茶会まで体験してみちゃおう♪という催し。当日は「講座」「着付け」「お茶会」の3部門に分かれての体験でした。
石州流の先生のご指導により、茶席への入場の流れから始まり、立ち居振る舞い、礼の仕方、お茶の飲み方、茶会の進行など、一通りの流れを学習。
その後、希望者は着物に衣替え。「身も心も日本文化体験を♪」が今回のテーマです。
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今回学んだ「石州流」は江戸時代に流行した武家流の茶道で、お辞儀するときや、正座の際の手の形は常に軽くこぶしを握った状態。ご覧の通り、その立ち居振る舞いは勇壮で非常にカッコイイ。
参加者は初心者の方が殆どだったのですが、みなさん熱心に聞き入ってらっしゃったのが印象的でした。先生のご指導が非常に分かりやすくてその後のお茶会をスムーズに楽しめたこともあり、参加者も満足されていたようです。先生方からも「こんなに飲み込みよくしっかりとした茶会が出来るとは思ってなかった」と嬉しいお褒めの言葉をいただきました。
最後に今回の先生のお言葉、「本来、茶の湯に間違いなんてものはありません。ただ、基本的なことを知っていれば、せっかくのお茶席で粗相をして詰まらない思いをせずに済みますよね。流派なんてどこでもいい。気楽な気持ちで皆さんに茶道を楽しんでいただければ嬉しいですね」、これを付け加えておきたいと思います。
(米原亮三)
私たちの日本文化体験交流塾では、こうした地域の活動を支援するなどの目的で、5月29日、情報発信部会発表会を13時からプラットフォームスクェアで開催します。
ご希望の方は、ぜひご参加ください。
