「2007年10月」アーカイブ : 山口吾往子(やまぐち あゆこ) - 京都文化紹介コーディネータ・通訳案内士のひとりごと

教室活動

今日お寺での篠笛教室に体験に行ってきました。

この間やったような、能と琴のワークショップだけでなく、篠笛もストックのうちにはいらないか、という、打診です。
また、昔少しだけ本気でフルートをかじったことがあるので、どのぐらいそれが通用するんだろう、という、興味、もありました。
日本文化を伝える日本語教師として、なにか「和」の文化を体得したい、そして、もしできるとするなら、自分にとっては、フルートに近い横笛系の和楽器であろう、とも前から思ってきました。

その夢が、かないます。

初めて「和」の楽譜の読み方を習う。

テキストには、荒城の月やさくらさくらなどの、見慣れた洋風の楽譜と、和の譜面が載っているのですが、ありえへんくらい違います。

奏法も、フルートとまるっきり違う。

だいたい、タンギングしないんだもん。

指打ち、といって、指でトリルのようにして音を切るのらしい。

チューニングの概念がない。
でも、当然音は、管の状態および本来もっている性質によってかわるので、シチュエーションによって使う管をかえる。プロの奏者さんは、つねに30本!くらい笛をもちあるいているらしい)

曲によって楽器をかえるって、一種ブルースハープみたいですね、と感心して言ったら、
「そんなことを言ったのはおまえがはじめてだが、たしかにそのとおりかもしれない」
と逆に面白がられてしまいました。

で、これが本当に本業の方向へつながるかはまだ未知数ではあります。

でも、篠笛、プラスチック管だったらめっちゃ安い!ことを知り、購入してきました。1800円。

家に帰ってから、習った指使いで、すこしいろいろな曲を吹いてみる。

7本調子という、一番初心者向けといわれている唄用の篠笛は、B♭管なのです。

ワタシが購入したのは7本調子の唄用なので、♭系の曲をふくと、指使いがらくで、しかも、はまる。

なかでも、「アメージンググレース」が、楽にふけて気持ちよかったです。

でも面白いですね。篠笛のアメージンググレースは、音色が断然じゃぱにーず。なんだか棚田の夕焼けを眺めているような気持ちになりました。

音はフルートが吹ければ問題なく鳴るようです。
でも、奏法を覚えるまでに、かなり練習しなければならなさそうです。

これが本業のワークショップにつながれば、いいなあ。
先生に私の方向性をお話しましたが、興味はもっていただけたようす。
日本文化を担っている方たちと、外国からこられて、日本文化に興味をもっているかたたちの橋渡しになろう、という、方向性は間違っていない、と、確信しました。
よーし、がんばろう。

生徒さん

現在でも、教室とワークショップの立ち上げ準備をしながら、日本語教師としてのプライベートレッスンはいくつか続けています。

プライベートレッスンで持っている生徒さんが、日本での就職を考えておられます。

担当の教授さんは、本国か、本国に近いところでの就職口を持ってきてくれる。

でも、それでは自分の今の専門が生かせない。
もっと、日本で就職して、今の専門分野での実務経験をつんで、帰国したい。そのほうが、自分の国の産業のためになると思うんだ。 そう、雑談のときに、聞きました。

彼の就職希望分野に関して多少心当たりがあって、友人二人に連絡を取りました。

どちらも、ワタシが以前、大病を患ったときにものすごく不義理をした人々でした。

一人に至っては、高校からの親友なのですが、彼女の晴れの結婚式にすら土壇場でドクターストップおよび家族からのストップがかかって行けなかったのです。

心のなかで、こんなことほんとうはいえる義理じゃないよなあ、ほんっとに申し訳ないと思いながら、でも、一人の未来ある青年の人生のためだと思い、誠心誠意頭をさげて、その業界における外国人留学生の就職活動についてのアドバイスをお願いするメールを書きました。

結果。

30台後半の企業人がどれだけ忙しいか私にも理解できます。
なのに、一両日中に、懇切丁寧かつ親身な、長いメールが、二人から届きました。

一人からは(いかにも彼らしいのですが)アドバイスの域を超えたかかわりかたをしてもいい、と言ってくれました。
高校時代の友人からも、希望する部署があるなら、内部の事情を、もっと詳しく調べてみてもいいよ、と。

うぅ。見ず知らずの人の話なのに。
なーんの得もないのに。

もー、本当に、御ふたかたを拝みたくなったです。

で、さらにいいことに。

久しぶりに、その二人ともとそれぞれ会ってしゃべる(一人とは、旅行に行く!)ことがとんとんっ!と決まってしまいました。

いやー、高校、大学のころの友人というのは、本当に貴重な存在ですね。ワタシは、本当に友人に恵まれています。ありがたいことです。
さらに、日本人だって、まだまだ捨てたもんじゃないなあ、なぞとも思いました。

そんなこんなでいろいろあってすこし気持ちがめいっていたのですが、めちゃめちゃ、救われました・・・。

留学生のひとにも、その旨を伝え、あとは、あなたしだいだよ、がんばって、とエールを送りました。
彼も喜んでいましたが、私も、とても暖かい、嬉しい気持ちになりました。

どういう結果になるにせよ、日本という国だって、暖かいひとたちはいるんだよ、日本でだって、がんばれば、道は開けるんだよ。

そういうメッセージが、その生徒さんに伝わるといいな、と思います。

ご挨拶

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ご無沙汰しております。

しばらく更新がとどこおっていて申し訳ありませんでした。

実は、諸般の事情から、属していたINSPIBLO本体が業態変更することになり、

従来のような日本語教室や、計画していた日本文化ワークショップを行わない方向へ進んでいくことになりました。

INSPIBLOが対象とする顧客自体が、私の教室に来られていたような生徒さんから、日本人の方メインになっていくということであったので、

熟考の結果、INSPIBLOからは手を引き、

私個人として、当初INSPIBLOでめざしていたような日本語教室および英語によるワークショップを行う方向へ進んでいくことにしました。

同時期に使っているPCのほうが不調となり、その方針が確定するまでの悩みの過程をブログにUPすることができず、たいへん申し訳なく思います。

PCを買い換えましたので、そちらの方の問題も解決いたしました。 

現在、ワークショップの開催場所となる和風建築をもとめて、お寺の住職さんにお話を伺い、候補地は決定しています。

また、当初のワークショップの内容としては、琴、能の仕舞、篠笛、日本酒きき酒師さんによる日本酒試飲の会などを考えており、

現実に講師さんとのお話し合いをすすめています。

現在その活動の準備および独自ドメインにてのウェブサイト作成にかかっています。年明けくらいからの始動を予定しています。

私ひとりですが、少しずつ、前進していこうと思います。
ひきつづき、よろしくお願い致します。

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プロフィール

通訳案内士 山口吾往子

山口吾往子(やまぐち あゆ こ)

日本文化紹介ワークショップコーディネーター。2010年2月英語通訳案内士合格。日本語教師としての実践を経て、京都における外国人むけの英語での日本文化ワークショップ開催があまりに少ないことを痛感。通訳案内士業、次世代の子供たちへの英会話教育の傍ら、日本文化ワークショップコーディネータとして活動、および英語を媒介語とする日本語教室の設立にむけて準備中。

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