「2008年02月」アーカイブ : 山口吾往子(やまぐち あゆこ) - 京都文化紹介コーディネータ・通訳案内士のひとりごと

京都

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最近いろんなところで京あぶらとり紙のよーじやさんを目にします。

昔ながらの京町屋を改造したような和雑貨のお店が増えている三条烏丸と新京極の間らへんにも、よーじやさんがいつのまにかできていました。

売れるんだろうなあ。東京のOLさんに人気だっていうもんなあ。

ショーウィンドウには、紅梅のレプリカが。

そういえば、梅ってどうなってるんだろう。

と、思いましたら、帰ってくる道すがら、梅がちらほらと咲き始めていました。

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バックにうつっているのは都ホテルです。

京都では昨日も氷点下二度まで下がったんですが、春はもうすぐのようです。

季節感に敏感な京都のひとびとのこと、三条通りに面した呉服屋さんに、こんなディスプレイをみつけました。

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西陣織でつくった梅とうぐいす。粋ですね(^^)

京都

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2月9日は全国的に大雪でしたが、京都でもこの冬一番の大雪でした。

そんな中、高校時代の親友が京都まできてくれたのは、10年以上アマチュアのジャズピアニストとして活動している彼女がジャズライブをしてくれる、ということで、会場となる妙蓮寺さんに下見、というのが、第一の目的でした。(いや、もちろんつもる話もあるわけですがw一緒にご飯食べたりお茶したり・・・というのはあくまでも副産物でして(爆)

5月か6月ごろにやろうとおもってる、ジャズの演奏を、どういう形にしたら日本文化の紹介ワークショップとしてええやろうか、というのを二人で相談したのであります。

楽譜をわたして、ピアノの伴奏つきで、外国の人に日本のうたを覚えてもらう、というのはどうかという話に。
覚えてもらったあとで、英語に訳したものをジャズ風にアレンジしてもらって、ボーカルのひとに歌ってもらうミニコンサートがついてくる、という趣向にしたらいいんじゃないか、という話になりました。

おもしろそうやんか??

ボーカルの人がでなくてもピアノトリオで日本の歌をアレンジしてもらってもいいしね。

なんて話をしながら、車で妙蓮寺様へ。

お忙しい中、住職さまに、円常院のなかと、妙蓮寺の方丈をみせていただきました。
書院造りで、枯山水のお庭をバックにコンサートができるんです。4月5日(土)の能ワークショップの会場もこちら。

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今日は、枯山水のお庭に雪がつもっていました。方丈のほうは、インド音楽のリハーサル中だったので、おじゃまにならないようにちらっと見学。

4月だとまだ寒いかもしれませんが、5月末か6月の、にほんのうたワークショップのときには、ふすまを全部開けて、枯山水のお庭をバックに、和風ジャズ(?)ミニコンサートを聞いていただけるかなあと。それはそれで、とても楽しみ♪

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名物の御会式(おえしき)桜が、雪の中咲いていました。
10月下旬に咲き始めて、4月上旬くらいに満開になる、めずらしい里桜の一種なのだそうです。雪の中、咲いている姿がとても可憐、というか、いじらしかったです。頑張って咲いてるな、負けるなよ、と応援したくなるような。

住職さま、今日は本当にお忙しい中、ありがとうございました!
私も、がんばろう・・・(^^)

日本文化紹介ワークショップ(仮称)シリーズ記念すべき第一回目の開催場所と日時が決定しました。
まだ正式な名前など、きちんときめていないのですが、4月5日(土)19:00~ 京都・妙蓮寺内、円常院にて行うことが、決まっています。

はやくHP仕上げて活動コンセプトをきちんとかためな。とか、いろいろすることはまだまだあるのですが、とりあえず走りながらまとめます。 またきちんと決まり次第、こちらでお知らせ致しますね。

今回は吉田篤史さん(観世流の能楽師さんです)の、能の謡体験および、仕舞披露、またプチ交流会をさせていただきたいと思います。

外国の方への日本文化紹介ということで、資料は日英両方用意致しますし、必要に応じて通訳いたします。また、外国のかたたちとの交流も可能なような、なごやかな懇親会のような時間ももうけようと思っていますので、日本のかた、外国の方問わず、ふるってご参加くださればと思っています。

今後、草木染めワークショップ、日本の楽曲をもとにしたジャズコンサート、三味線コンサート(可能であれば、ジャズと三味線のコラボなんてどうだろうなんて考えていますが、どうなんでしょうね?)、琴のワークショップ、また、お出かけ企画として、田植え体験、西陣織りの帯工房見学(体験ができるかどうかはわかりませんが)など、随時実施していくつもりです。そのほか、いろんな方たちとの出会いがありしだい、いろんなことを実現していきますので、お楽しみに!

MAX人数は20名~30名と考えています。もう一度下見させていただいてから考えます。

また、長期的に、年会費制のサポーター制度などの設置も考えています。もうすこし煮詰まった時点で、コミュニティにして、広報いたしますね。

三味線といえば・・・。

そうなんです。近々、こちらのブログを書いておられる、三味線弾きシシドさんに、お目通りがかなうことになっているんです(*^^*)

いまから楽しみです♪ 京都にも、きて頂けるといいな、と思っています。


いろいろしなければならないことはたくさんあるのですが、がんばろーっと!みなさま、ぜひふるってご参加くださいね。

教室活動

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というわけで昨日から教案をいつもよりもまじめに(って、いつもまじめにやってないわけじゃないんですけど)考えております。

バレンタインパーティーの定番アクティビティの持ちねたはいくつかあるのですがそれだけではつまらんなあ。

ということで、今回は、”I LOVE YOU”のアメリカ版手話を踊りに組み込んでみることに。手遊び系は定番ですし。

でも、ほかになんかないかなあ。
日本語版をぐぐってみてもあまりらちがあかないので英語版をぐぐっておりました。

当たり前っていえば当たり前なんですが、バレンタインってもともとあちゃらのイベントなんですよね。英語で、日本ではなじみのないいろんなゲームの説明、イベントのいわれの説明などを読んでいるうちに、ふつふつとわき上がってきた疑問、というか、思いがありました。

英語って、あちらの文化を学ぶために勉強するもの。それは正しい。
でも、それだけじゃなくて、日本の文化を伝えるため、その道具として勉強する。そういうスタンスだって、子供の頃からあっていいんじゃない?

子供に英語を教えるボランティアたって、一応英語の教師なわけだし。
外国の歌をそのまま教えるんじゃなくて、日本の歌が外国でどう歌われているかを知ることだって、りっぱな「英語教育」だし、「国際理解教育」だよなあ。

と思った私。
日本の季節感を大事にしようよ、と、ニワに咲く水仙を眺めながら、浮かんできたうたは、「早春賦」でありました。

春は名のみの風の寒さや
谷の鶯歌は想へど
ときにあらずと声もたてず

Greg Irwinさんがこれを英訳したものを、教材に使うことにしました。

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They say that spring is coming
They tell me winter is through
I listen for the birds now
And dream of nightingale too
Yet still a chill comes over me
When will my heart feel like singing
I'm longing for the morning
When winter will give way to spring

日本語の歌詞といっしょに英語の歌詞を教えるつもりです。 日本語の歌詞もすばらしいですが、Gregさんの歌詞もすばらしいですよね。

自分たちのもっている文化の豊かさに感動してくれる外国の人もいる、ということ、その豊かさを伝えるために、英語という道具を使うことができる、ということ、そういうことをこのボランティアで伝えられたら、本業のほうとめちゃめちゃ哲学としてリンクするなあ、と思ったのでありました。

そうよね。ワタシは京都の小学校でボランティアをしているんだから。
世界遺産のある町の小学生に、そういう人間のありかたもあるんだ、ってことを、伝えて行かなくっちゃね。

ふっと、本業と、どっちかっつえばもともとムスメ側の都合で引き受けたボランティアの、根本の哲学がつながった気がしました。ムスメがあることに感謝。つくづく、ワタシは子供に育てられております。

教室活動

「あんなあ、うちなあ、こんど英語であそぼにいけへんかってん」

また先生の授業のところにいことおもってたんやけど、じゃんけんに負けてしもてん。

そう、彼女は残念そうにいいました。
学童にムスメを迎えにいったときの、ムスメの同級生の言葉でした。

「うちはこんど英語やでえ。」
「うそー。ええなあー。うちはあかんかったわ。また来年いくしな」

その言葉を聞き、何人か、その場にいた子供たちが、一斉にワタシに話しかけてきました。

え?

ひょっとして、子供たちに人気なの?ワタシの授業?

年3回のテーマタイム、30くらいの講座を、市民ボランティアで受け持つのですが、そのうちのひとつに、ワタシが持っている「キッズ英会話・英語であそぼう」のクラスがあります。基本希望先着順なのですが、希望が多いと調整が入るのは事務処理上当たり前のこと。

しかし、自分のクラスが、希望多数で調整が入っているということは、今回初めて聞きました。事務担当の先生とは、そういう話にはなりませんので・・・。

その場に居合わせた学童の館長先生が、笑いながら言っていました。

「Cちゃん(ムスメ)ね、このところ、ママ、テーマタイムに間に合って熱下がるやろか、って、ものすごく心配してたんですよ。英語の先生できんねやろかって。みんな楽しみにしてんのに、て」

・・・そうだったんだ・・・。

心配してくれたムスメの気持ちも有り難かった(つーかごめんよ>ムスメ)んですが、なんだかそれ以上に、深い感慨がありました。

ボランティア英語講師を引き受けた当初のきっかけは、鬱から回復基調にあった自分自身のリハビリのためと、転校してきたムスメが早く新しい学校になじむようにという若干の配慮からではありました。でも、今回3回目。どうも、子供たちの間では、「英語であそぼうにいくと、なんだか楽しいらしい」ということになっているようです。

いや、昔とった杵柄が役立ってすごく嬉しいことなのですが、同時に背筋が伸びる思いでした。

この子たちはワタシの授業を楽しみにしてるんだ。手は、抜けないぞ。求められた場所で一生懸命やらなくっちゃな。

「Cちゃんのママ」としてではなく、「英語の先生」として、ムスメとムスメの同級生に、ボランティアであっても認識してもらえるっていうのは、とても個人としても嬉しいことです。来週の火曜日。・・・いや、しかし、ぶっ倒れていたのでなーんもきれいさっぱり用意できてませんが(爆)

まじめに準備せねば。

しかしなんにしよう。テーマ。

とぶつぶつとPCの前でぼやいていると、ムスメが、

「バレンタインにしたら。チョコみんなにくばったらええやん。」

と、いいます。

そーか!バレンタインか!そのアイディアもらった。ムスメ、ありがとう。

というわけで、バレンタインねたをいま、考え中です。でも、楽しいですね、こういうの(^^)

そして・・・今日はとてもうれしいことがありました。

ずっと暖め続け、いろんな人にお話をし続けていた、ずーっと懸案の、外国人のかたに日本文化を紹介するワークショップをシリーズで、日本家屋でやる、というプロジェクト。

なんだか流れがとんとんっとそっちのほうへ流れていっているので、波に乗ってやろう、と思っています。

ぼちぼちといろんなかたにお話をしていくなかで、すこしずついろんな方々で、興味を持ってくださる方が増えてきました。能楽師さんに、ここでおなじみの三味線弾きシシドさんにもご興味をお持ちいただけました。、それから草木染めの先生、ジャズトリオ。琴。お出かけ企画としては、余呉の田植え~稲刈り、収穫祭体験。

このへんをどううまくコーディネートするかがワタシの腕の見せ所になります。ちょいとじっくり考えます。3月後半くらいに第一弾を立ち上げるつもりです。 さあ、本格始動です!!

現在、私の周辺でたくさんの出会い、目に見えないものが集まりつつあります。

琴、草木染め、帯の職人さん、能、そして、生け花、篠笛のかたがた。そういう方々とお話をさせていただき、私の、「日本文化のワークショップを、英語で、この京都でしたい」という夢をお話させて頂いています。

ゆっくり、ゆっくりですが、私の夢は、形になってきつつある感じがしています。

関係する方々との関わりもあり、まだこういう場で書く段階ではなかったので、なかなか更新がすすまなかったのですが・・・。

あせらず、一歩一歩、できることをすすめていく。

そういう感じで、歩いていきます。

随時、変化がありしだい、こちらでお知らせしようとおもいます。

さまざまな出会いのなかでできあがってくる、形あるもののすがたを、この目で確かめながら、作り上げていけるのは、幸せなことです。

今後ともよろしくお願いします。

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プロフィール

通訳案内士 山口吾往子

山口吾往子(やまぐち あゆ こ)

日本文化紹介ワークショップコーディネーター。2010年2月英語通訳案内士合格。日本語教師としての実践を経て、京都における外国人むけの英語での日本文化ワークショップ開催があまりに少ないことを痛感。通訳案内士業、次世代の子供たちへの英会話教育の傍ら、日本文化ワークショップコーディネータとして活動、および英語を媒介語とする日本語教室の設立にむけて準備中。

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