「教室活動」カテゴリ一覧 : 山口吾往子(やまぐち あゆこ) - 京都文化紹介コーディネータ・通訳案内士のひとりごと

教室活動

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きのうの日曜日は、高校時代の友人でジャズピアニストのおうちで、6月22日(日)妙蓮寺内 円常院様でおこなう「にほんのうたJazz ミニコンサート&ワークショップ」の、ヴォーカリストさんとの初顔あわせ&打ちあわせをしました。 ピアニストの友人もですが、ヴォーカリストさんも、もう足かけ10年以上の活動歴の持ち主です。

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基本的に、開催者側のコンセプトだけお伝えし、あとはにこにこと(爆)二人のパフォーマンスにほれぼれと聴き入っていただけなんですけど・・・(^^)

もー、お二人の演奏、すばらしいです。ワタシ自身が、すごく楽しみになってきました。

あまり日本語で、しかもジャズとして歌われることのない唱歌をメインに、ピアノとヴォーカルのコンボで、ときにしっとり、ときにアップテンポにお届けする「和ジャズ」をお寺で!な感じになりそうです。

ふだん聞く機会のない「よく知っているあの歌」の英語訳を、歌詞カードをみながら一緒にうたってみるみたいな企画、逆に、外国のかたは日本語のうたを覚えてかえってもらう、みたいな感じで考えています。

さらに!楽器持参自由、飛び入り演奏参加自由にしたいとおもっています。
家に眠っているギター、ブルースハープ、フルート、サックス、三味線、尺八などなど、なんでも自由におもちくださいませ。一緒に音楽を国境をこえて楽しみましょう♪ すくなくともアルトサックスとフルート、篠笛だけは個人持ちのをもっていけますw

・・・てな感じのことを、これから外向けにがんがん広報していきまーす。たのしみです♪


教室活動

080317invitationtono.jpgちょっとだけ、まぢめに宣伝もーど。

以前からいっていました、日本文化紹介ワークショップ、第1回を、妙蓮寺表書院で、4月5日(土)にさせていただきます!

外国のかたへはワタシが稚拙ではありますが通訳いたします。
もちろん、日本のかたで、能楽に興味があるかた大歓迎です。

出演は、観世流シテ方能楽師さんの、吉田篤史さん。
能面や文化背景などのご説明のあと、実際に能の謡を体験していただける、謡体験ワークショップつき。

そのあと、参加者みなさまで交流して和んでいただけるような、ぷち交流会もあります。リアルで、能楽師さんにいろいろご質問していただき、交流していただける、またとない機会かと思います。

お寺さんという場所柄的に、お食事やお酒はお出しできないのですが、お茶菓子などご用意してお待ちしております。


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お寺で日本文化紹介ワークショップ『能楽への招待』


日時:平成20年4月5日(土)19:00~21:00
19:00~講演・体験
20:00~交流会

会場:妙蓮寺・表書院
(上京区寺之内通大宮東入妙蓮寺前町875)

内容:第1回世界無形遺産に登録された『能楽』を、
話・舞・謡・体験・装束を交えて初めて観る方にもわかりやすく講演。
また今回は講演あと1時間の交流会もありいろいろ楽しくお茶をいただく時間も!

料金:2000円(お申し込み必要)

問い合わせ先・申し込み先:
ayufish@aqua.nifty.jp(担当:山口)

私自身、とても楽しみにしています。
初回なので、至らない点もたくさんあるかとは思うのですが、継続は力なり、という気持ちで、ゆったりと着実に頑張っていこうと思います。

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というわけで昨日から教案をいつもよりもまじめに(って、いつもまじめにやってないわけじゃないんですけど)考えております。

バレンタインパーティーの定番アクティビティの持ちねたはいくつかあるのですがそれだけではつまらんなあ。

ということで、今回は、”I LOVE YOU”のアメリカ版手話を踊りに組み込んでみることに。手遊び系は定番ですし。

でも、ほかになんかないかなあ。
日本語版をぐぐってみてもあまりらちがあかないので英語版をぐぐっておりました。

当たり前っていえば当たり前なんですが、バレンタインってもともとあちゃらのイベントなんですよね。英語で、日本ではなじみのないいろんなゲームの説明、イベントのいわれの説明などを読んでいるうちに、ふつふつとわき上がってきた疑問、というか、思いがありました。

英語って、あちらの文化を学ぶために勉強するもの。それは正しい。
でも、それだけじゃなくて、日本の文化を伝えるため、その道具として勉強する。そういうスタンスだって、子供の頃からあっていいんじゃない?

子供に英語を教えるボランティアたって、一応英語の教師なわけだし。
外国の歌をそのまま教えるんじゃなくて、日本の歌が外国でどう歌われているかを知ることだって、りっぱな「英語教育」だし、「国際理解教育」だよなあ。

と思った私。
日本の季節感を大事にしようよ、と、ニワに咲く水仙を眺めながら、浮かんできたうたは、「早春賦」でありました。

春は名のみの風の寒さや
谷の鶯歌は想へど
ときにあらずと声もたてず

Greg Irwinさんがこれを英訳したものを、教材に使うことにしました。

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They say that spring is coming
They tell me winter is through
I listen for the birds now
And dream of nightingale too
Yet still a chill comes over me
When will my heart feel like singing
I'm longing for the morning
When winter will give way to spring

日本語の歌詞といっしょに英語の歌詞を教えるつもりです。 日本語の歌詞もすばらしいですが、Gregさんの歌詞もすばらしいですよね。

自分たちのもっている文化の豊かさに感動してくれる外国の人もいる、ということ、その豊かさを伝えるために、英語という道具を使うことができる、ということ、そういうことをこのボランティアで伝えられたら、本業のほうとめちゃめちゃ哲学としてリンクするなあ、と思ったのでありました。

そうよね。ワタシは京都の小学校でボランティアをしているんだから。
世界遺産のある町の小学生に、そういう人間のありかたもあるんだ、ってことを、伝えて行かなくっちゃね。

ふっと、本業と、どっちかっつえばもともとムスメ側の都合で引き受けたボランティアの、根本の哲学がつながった気がしました。ムスメがあることに感謝。つくづく、ワタシは子供に育てられております。

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「あんなあ、うちなあ、こんど英語であそぼにいけへんかってん」

また先生の授業のところにいことおもってたんやけど、じゃんけんに負けてしもてん。

そう、彼女は残念そうにいいました。
学童にムスメを迎えにいったときの、ムスメの同級生の言葉でした。

「うちはこんど英語やでえ。」
「うそー。ええなあー。うちはあかんかったわ。また来年いくしな」

その言葉を聞き、何人か、その場にいた子供たちが、一斉にワタシに話しかけてきました。

え?

ひょっとして、子供たちに人気なの?ワタシの授業?

年3回のテーマタイム、30くらいの講座を、市民ボランティアで受け持つのですが、そのうちのひとつに、ワタシが持っている「キッズ英会話・英語であそぼう」のクラスがあります。基本希望先着順なのですが、希望が多いと調整が入るのは事務処理上当たり前のこと。

しかし、自分のクラスが、希望多数で調整が入っているということは、今回初めて聞きました。事務担当の先生とは、そういう話にはなりませんので・・・。

その場に居合わせた学童の館長先生が、笑いながら言っていました。

「Cちゃん(ムスメ)ね、このところ、ママ、テーマタイムに間に合って熱下がるやろか、って、ものすごく心配してたんですよ。英語の先生できんねやろかって。みんな楽しみにしてんのに、て」

・・・そうだったんだ・・・。

心配してくれたムスメの気持ちも有り難かった(つーかごめんよ>ムスメ)んですが、なんだかそれ以上に、深い感慨がありました。

ボランティア英語講師を引き受けた当初のきっかけは、鬱から回復基調にあった自分自身のリハビリのためと、転校してきたムスメが早く新しい学校になじむようにという若干の配慮からではありました。でも、今回3回目。どうも、子供たちの間では、「英語であそぼうにいくと、なんだか楽しいらしい」ということになっているようです。

いや、昔とった杵柄が役立ってすごく嬉しいことなのですが、同時に背筋が伸びる思いでした。

この子たちはワタシの授業を楽しみにしてるんだ。手は、抜けないぞ。求められた場所で一生懸命やらなくっちゃな。

「Cちゃんのママ」としてではなく、「英語の先生」として、ムスメとムスメの同級生に、ボランティアであっても認識してもらえるっていうのは、とても個人としても嬉しいことです。来週の火曜日。・・・いや、しかし、ぶっ倒れていたのでなーんもきれいさっぱり用意できてませんが(爆)

まじめに準備せねば。

しかしなんにしよう。テーマ。

とぶつぶつとPCの前でぼやいていると、ムスメが、

「バレンタインにしたら。チョコみんなにくばったらええやん。」

と、いいます。

そーか!バレンタインか!そのアイディアもらった。ムスメ、ありがとう。

というわけで、バレンタインねたをいま、考え中です。でも、楽しいですね、こういうの(^^)

そして・・・今日はとてもうれしいことがありました。

ずっと暖め続け、いろんな人にお話をし続けていた、ずーっと懸案の、外国人のかたに日本文化を紹介するワークショップをシリーズで、日本家屋でやる、というプロジェクト。

なんだか流れがとんとんっとそっちのほうへ流れていっているので、波に乗ってやろう、と思っています。

ぼちぼちといろんなかたにお話をしていくなかで、すこしずついろんな方々で、興味を持ってくださる方が増えてきました。能楽師さんに、ここでおなじみの三味線弾きシシドさんにもご興味をお持ちいただけました。、それから草木染めの先生、ジャズトリオ。琴。お出かけ企画としては、余呉の田植え~稲刈り、収穫祭体験。

このへんをどううまくコーディネートするかがワタシの腕の見せ所になります。ちょいとじっくり考えます。3月後半くらいに第一弾を立ち上げるつもりです。 さあ、本格始動です!!

教室活動

今日お寺での篠笛教室に体験に行ってきました。

この間やったような、能と琴のワークショップだけでなく、篠笛もストックのうちにはいらないか、という、打診です。
また、昔少しだけ本気でフルートをかじったことがあるので、どのぐらいそれが通用するんだろう、という、興味、もありました。
日本文化を伝える日本語教師として、なにか「和」の文化を体得したい、そして、もしできるとするなら、自分にとっては、フルートに近い横笛系の和楽器であろう、とも前から思ってきました。

その夢が、かないます。

初めて「和」の楽譜の読み方を習う。

テキストには、荒城の月やさくらさくらなどの、見慣れた洋風の楽譜と、和の譜面が載っているのですが、ありえへんくらい違います。

奏法も、フルートとまるっきり違う。

だいたい、タンギングしないんだもん。

指打ち、といって、指でトリルのようにして音を切るのらしい。

チューニングの概念がない。
でも、当然音は、管の状態および本来もっている性質によってかわるので、シチュエーションによって使う管をかえる。プロの奏者さんは、つねに30本!くらい笛をもちあるいているらしい)

曲によって楽器をかえるって、一種ブルースハープみたいですね、と感心して言ったら、
「そんなことを言ったのはおまえがはじめてだが、たしかにそのとおりかもしれない」
と逆に面白がられてしまいました。

で、これが本当に本業の方向へつながるかはまだ未知数ではあります。

でも、篠笛、プラスチック管だったらめっちゃ安い!ことを知り、購入してきました。1800円。

家に帰ってから、習った指使いで、すこしいろいろな曲を吹いてみる。

7本調子という、一番初心者向けといわれている唄用の篠笛は、B♭管なのです。

ワタシが購入したのは7本調子の唄用なので、♭系の曲をふくと、指使いがらくで、しかも、はまる。

なかでも、「アメージンググレース」が、楽にふけて気持ちよかったです。

でも面白いですね。篠笛のアメージンググレースは、音色が断然じゃぱにーず。なんだか棚田の夕焼けを眺めているような気持ちになりました。

音はフルートが吹ければ問題なく鳴るようです。
でも、奏法を覚えるまでに、かなり練習しなければならなさそうです。

これが本業のワークショップにつながれば、いいなあ。
先生に私の方向性をお話しましたが、興味はもっていただけたようす。
日本文化を担っている方たちと、外国からこられて、日本文化に興味をもっているかたたちの橋渡しになろう、という、方向性は間違っていない、と、確信しました。
よーし、がんばろう。

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生徒さんである、アメリカ人の文化人類学者さんから、エチオピアのかご編みを教えてもらいました!

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これがとてつもなく手間のかかるしろものなのです。自分でやってみてよくわかりましたが、丸々4時ごろから7時ごろまで、3時間くらいみっちりやって、100円玉台くらいのペンダントトップをつくるので精一杯!(でも、すごく集中していたので、今時間を勘定してみて3時間もやっていたんだ!とびっくりしたくらいです。)

かごをひとつ編むのに、4ヶ月かかる!といっていました。日本のかごよりも、目がずっと細かく、色合いはビビッドなんでうが繊細な感じ。

手順は、結び目をつくって、そこにぐるぐると着色した草の繊維(エチオピア原産のものなのでなんの草だかわからないそうですが、植物の繊維でやわらかいものならば、それこそ、イネのわらでも作れるんじゃないか、といっていました)を継ぎ足しながら巻いていく、という、単純なもののようにおもえるんですが・・・やってみると、かなーり難しい。慣れが必要です。しかも、1時間もやると、細かい作業なので手がばかになってくる。3時間やったらもうへとへとでした。

すこし練習してみてごらん、といわれて、着色した草と、道具として使う、かさの骨からつくった目打ちを貸してもらいました。(エチオピアには、かさの骨からこの目打ちをつくるカジヤさんがいるのだそうです。それもびっくり)

彼女が作ってくれたペンダントトップは、ちょっとベネチアングラス細工のペンダントトップのわら版みたいな感じで、かわいくつくればアクセサリーになりそう。この技術は、彼女が日本にいる間にマスターして、日本の植物繊維でもためしてみたいぞぉ。

とても楽しかったです!ありがとう!

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今日はムスメの授業参観のあとに自分の授業でした。

小学校の授業って、わりと真剣に観察??すると、日本語の授業の参考になるんですよね。ムスメの先生はベテランさんなので、授業のすすめかたがとても上手。この間の参観のときはまだ仕事をはじめていなかったのでとっても漫然と眺めていただけでしたが、能動的にみると、小学校2年生の国語の授業というのは、とてもおもしろいものです。

日本語教師としての勉強も、ちゃんとしなくちゃ。と、きょう授業が終わってみて本当に思いました。研修があったら、おおまぢめに参加しよう。まぢで。

今日は新しい生徒さんもアメリカから参加。レベルの違う生徒さんが入られるときはいつも気をつかいます。文法事項でやることが多すぎて、ちょっと消化不良をおこしていないか心配です。次は、もっとたのしアクティビティをとりいれた授業にしましょう!

教室活動

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現在私は自分で指導テキストを自作して、英語で教えています。
というのも、自分の教えたい方法にあった英語で書かれたテキストがみつからなかったからです。現在試行錯誤中なので、ひょっとしたら今後、いい出会いがあるかもしれませんが・・・。

テキストの中の文字には全部ルビを振って教えているのですが、生徒さんから、「漢字って、すごく難しい。だって、一つの漢字に何個も読みがあったり、意味がちがったりするでしょ」という発言がありました。

そうか。小学校でやるように、ちゃんと漢字の意味や成り立ち、音に基づいた指導を取り入れる必要があるんだな。

日本語学習者用の漢字マスタードリルをとりいれながら、媒介語を使うメリットを生かし、成り立ちや、使われる熟語の説明を導入した、効率的な授業は、いったいどうやったらいいのか、いま、思案の途中です。そのまえに、私自身が漢字の勉強を深いところまで出来ているか、もう一度考えなおさなければならないですね・・・(苦笑)がんばります。

教室活動

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桜も緑に衣替えしてきましたが、授業のアクティビティとして、日本伝統の「おりがみ」をとりあげました。

ただ、「鶴」とかではつまらないので、季節とからめて、「桜の花のコースター」を作成。

桜のはなは、五角形の離弁花です。きれいな桜の形をつくるためには、正方形の折り紙から、定規もなにもつかわずに、正五角形を作り出すテクニックが必要です。

だれが考え出したのかわかりませんが、折り紙で、きれいな正五角形がつくれるんですね。

幾何学はユニバーサルです。

Do you know how to make a regular pentagon from a square without using any rulers?

この質問のあとの実演に、生徒さんがとても感動してくれました。(^^)手順を教えるアクティビティなので、ちゃんと「て形」も使えましたし、なかなかいいアクティビティだったなあ、と思います。

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哲学の道の桜ももう葉桜。かわりに、永観堂の八重桜が見ごろです。御室・仁和寺の桜も咲き始めたとか。桜、まだまだ、見ごろです。

教室活動

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雑談タイムに、「ニワトリの鳴き声を自分の国ではどういうか」で盛り上がりました。

イタリア人「おんどりとめんどりで鳴き声がちがう。

おんどりは、キキリキー
めんどりは、ココデー だ」

ドイツ人「ああ、うちもキキリキーだ」

フィリピン人「おんどりは ティクタラオーク、めんどりは、トトトトだ」

いろんな動物の鳴き声をそれでえんえんと比較しあったのですが、一番笑われたのが、カエルの鳴き声でした。

日本では、「けろけろ」「げろげろ」だ、というと、「ありえないっ!!!」と笑われましたです。そんなにありえないかなあ・・・。

そのなかで、三拍子だったのは、イタリアのめんどりの「ココデー」だけでありました。なんか関係あるんでしょうか。
もっといろんな国のひとに聞いてみるとおもろいでしょうね。jこれからはこれを、隠れた研究テーマにしましょう。(なんのこっちゃ)

教室活動

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ふだん教室でどんなことをやっているかというご紹介をすこしだけ。

私が受け持っている初級クラス(2時間)では、初級レベルの文法の導入をまずおこない、その後で、日本語を使った&日本について楽しく学べるゲーム(アクティビティ)をして定着をはかっています。

今回は、子供向けの日本地図パズルを使い、日本の都道府県名と、県庁所在地をカラダで覚えてもらいました。

県名にひらがながふってあるピースと、ルビつきの日本地図をわたし、「自分たちのチカラだけで完成してください」という課題を与えたのです。

やっぱり、「自分の頭をつかって、持てる知識を総動員してやるワーク」が一番学習者にとっておもしろいのです。それはそうですよね、私たちだって、自分の力でなにかが達成できたらうれしいですものね。日本語教師というのは、いかにそういう自発性と知性を発揮する場を提供するかという、「日本語学習の名裏方」であるべきだなー、なんて、生徒さんたちがわいわい、あーでもないこーでもない、と、試行錯誤しているのを黙って見守りながらつくづく思いました。
生徒さんたちも、「とてもたのしかった、日本の都道府県の場所がわかってよかった」と、大満足だったみたいです。

教室活動

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今日は、病院での表現と語彙をとりあげました。

ひととおりのことを教えたあと、「症状カード」を渡し、医者に日本語で説明させる、というアクティビティをしたのですが。

症状カードに、

had oyster for dinner

と書いておいたのです。(その後、朝方に吐いて、熱がでて、おなかをこわす、という、典型的食中毒の症状のつもりで)

ワタシ「ばんごはんに なにを たべましたか」

生徒さんは、こうこたえました。

「はい ばんごはんに がきを たべました」

(^^;;)(^^;;)(^^;;)

濁音のあるなしで意味がかわっちゃうんですねー。なかなか新鮮でした。
もちろん、「がき」のいみはちゃんと説明しましたよ(^^)

日本人も、Japanese eat lice! と散々からかわれる立場ではありますが、他の国の音韻法則を身につけるのっていうのは、本当に難しいんだなあ。ワタシいまだにときどきRとLまちがえるし・・・。

まー、文脈で判断できる程度の間違いならば、ネイティブでないコトバの場合、究極には意思疎通にはさして影響しないですし、要は話すナカミとも思いますが、初級レベルでは音韻はだいじやねえ。うんうん。

教室活動

どんな言語でもそうですが、日本語を学習するニーズは、学習者さんによってさまざまです。

奥さんが日本人で、ふだんの会話は英語で問題ないんだけど、日本に住んでいる以上日本語が出来ないと、と思われる方。
研究者で、大学の公用語は英語。でも、日本語で学会のときなどに話せたら、いいなあ。と思われる方。
日本語能力試験合格を目指す方。ビジネスで日本語を使いたい方。
・・・もう、それは、ニーズのヒアリングをしてみると、千差万別。人の数だけニーズがある、といってもいいかもしれません。

しかし、プライベートレッスンでない限り、教師は、ちょうどいいオトシどころを探っていくほかありません。

この、ちょうどいいオトシどころ、というのが、実は個々の学習事項別に考えていくと、案外厄介だったりします。

授業ごとに、「ああ、きょうの教案はうまくいった」「きょう用意した教案は、個々のニーズに合わせて捨てざるをえなかった」と、一喜一憂する毎日です。

でも、うまくオトシどころを見つけられ、とても教室活動が上手くいったときは爽快です(^^)
少しずつ、自分なりのいい授業や、教室活動を作っていければと思います。

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プロフィール

通訳案内士 山口吾往子

山口吾往子(やまぐち あゆ こ)

日本文化紹介ワークショップコーディネーター。2010年2月英語通訳案内士合格。日本語教師としての実践を経て、京都における外国人むけの英語での日本文化ワークショップ開催があまりに少ないことを痛感。通訳案内士業、次世代の子供たちへの英会話教育の傍ら、日本文化ワークショップコーディネータとして活動、および英語を媒介語とする日本語教室の設立にむけて準備中。

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