インバウンドコラム

【コロナの先のインバウンド業界⑥】今は、受入体制を整える時期—ライフブリッジ櫻井亮太郎氏

2020.04.06

外島 美紀子

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インバウンド業界の各分野で活躍する方々よりお寄せいただいている応援メッセージ。今回は、当サイトにもコラム「カタカナ接客英語」を執筆いただいている株式会社ライフブリッジの櫻井亮太郎氏です。仙台を拠点に、活動されている櫻井氏は、東日本大震災後の東北での観光業の復興にも深く関われてきました。

 

—コロナショックはどのようなインパクトを与えているか

アジアだけではなく、欧米、そして世界へと広がってしまったコロナウイルス。平和産業である観光、特にインバウンドにおける影響は計り知れないものがあり、例えば当社では日本各地でインバウンド人材育成研修、及びコンサルティングを行っていますが、集合研修を中心にほぼ全てがキャンセル、または延期となりました。

そして、4月以降も予断を許さない状況です。地域の旅館やホテルではキャンセルの電話が相次いでおり、早急につなぎ融資を受けないと経営を続けることができないという話を複数聞いております。我慢の時ではありますが、同時にインバウンドはもとより国内観光客が戻ってくるその日に備え、今は万全の受入体制を整えておく時期だと捉えています。

—過去のピンチを踏まえ、今回、どう対応しようとしてるか

数カ月前に導入したばかりの『インバウンドに特化した双方向オンライン研修プログラム』への引き合いが増えています。これまでのeラーニングとは全く異なる動画投稿型のもので、投稿を繰り返すことで外国語による接客レベルを上げていきます。

東日本大震災もそうでしたが、大きな困難が訪れた時は、革新的な変化を起こすチャンスでもあります。これまでとは違う角度で物事を俯瞰しながら、この国、地域、社会が必要としているものを産み出せるような取り組みをしていけたらと考えています。

—今だからこそ、やるべきことは

このような状況下では、PR等の情報発信は効果が薄く、今は受け入れ体制の整備にお金と時間を掛けるべき時です。各種サインやメニューの翻訳。また上記で挙げたようなデジタルを活用した研修等を民間、行政にかかわらず推し進めるべきだと考えています。

コロナウイルスは免疫系の病気です。うがい、手洗いは言うまでもなく大切ですが、各々が更に免疫力を高めるためには、たくさん笑い、ポジティブに前向きのメンタルを維持することがこの国難を乗り切るのに最も必要なのではないでしょうか。

 

櫻井亮太郎氏
株式会社ライフブリッジ 代表取締役
仙台市出身。中学卒業後に単身渡米。英国リッチモンド大学 国際経営学科卒業 10年間の海外生活を経て1999年に帰国。外資系金融機関での勤務後、2006年故郷仙台で株式会社ライフブリッジを設立。語学への不安を払拭し、学んだその日から売上アップに繋がる独自開発の『カタカナ接 客英語』、地域の魅力を登録者130万人の YouTube チャンネルを通して世界に伝える『インバウンドプロモ ーション』、従来の翻訳に編集というひと手間を加えた、外国人観光客が買いたくなる『編訳』等、インバウンドの力で地域経済の活性化を目指し「故郷に戻りたい時に、戻ることができる地域づくり」に取り組んでいる。 内閣府クールジャパン地域プロデューサー、一般社団法人東北インアウトバウンド連合副理事

 

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