下川裕治連載コラム「インバウンドはどこへ行く」第34回 ピントがずれている日本のインバウンドPR戦略


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下川裕治連載コラム「インバウンドはどこへ行く」第34回 ピントがずれている 日本のインバウンドPR戦略

旅行作家としてアジアなど世界を旅する下川裕治氏は、1年の多くを海外で過ごす。日本へ海外からの渡航者数も増え、身近になってきたインバウンドを独自の視点で、ユーモラスに読み解いていきます。
月1回の更新で連載します。

円高が続いている。日本への旅行を考えている外国人にとっても、この円高はかなりの障害になっているようだ。知り合いのタイ人家族は9月に北海道旅行を計画していたが、直前でヨーロッパに変えてしまった。ユーロ安が理由だ。滞在費が高くついてしまう日本は、どうしても不利になってしまう。
でも格安の旅館など探せばいくらでもある。日本でもそれなりに安くすませることは可能なのだ。彼らもそういった情報を欲しがっている。
にもかかわらず、日本への旅行PRを海外から眺めると、いまだ富士山や京都の写真、寿司やてんぷら、温泉の風景……。イメージ優先というか、お決まりのPRが続いている。

 

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