インバウンドセミナー・イベント

アフターコロナの観光・インバウンドを考えるVol.9「加速する食の多様性 〜地域・観光事業者が今すぐやるべきこと〜」

 

【開催日時】

2020年6月12日(金) 15:00~16:00

 

【セミナー概要】

コロナショックで観光業はかつてない打撃を受けています。特にインバウンドに関わる事業者は、コロナショックの影響をいち早くを受け、さらに回復も見通しづらい状況が続いています。

そのような中で、アフターコロナの観光業の変化をどう捉え、今何をすべきなのか?
ゲストスピーカーの意見に耳を傾け、皆さんと一緒に考える機会にしていければと願っております。

第9回のテーマは「食の多様性」

インバウンドにおいて多様な食ニーズへの対応は大切です。
2019年の訪日外国人観光客は3000万人を超え、2020東京五輪開催を機に更なるファンを増やそうと食品メーカーや飲食店では多様な食への対応を進めていました。ところがコロナショックによって一時的にインバウンド市場は消滅。今後もインバウンドの戻りはやや先になりそうです。

統計によると、世界のベジタリアン人口は2018年には6.3億人。日本においては人口の約4%、およそ480万人がベジタリアンと言われています。

直近では自粛生活を経て、
・コロナ太り
・野菜不足
・健康志向(免疫強化)
などからベジタリアンへの興味が高まり、「週1ベジ」、「ゆるベジ」なども含めて増加傾向にあります。

ベジタリアンになる理由は宗教、動物愛護、環境、健康など理由は各人さまざまです。今後はさらにこの市場は増加することがほぼ確実視されており、欧米では1998年から2018年の20年間で+94.6%と、ほぼ2倍の勢いで増加しております。

また現在、日本に住んでいる外国人280万人の背後には、多くの親戚・家族・友人が存在しており、将来のインバウンド押上げに繋がる潜在的顧客です。多様な食を楽しめる日本を打ち出すことによってファンの連鎖はより大きな広がりをもたらすでしょう。

食品メーカー、飲食店は言うに及ばず、物販でもベジタリアンをはじめとする食ニーズの多様性について学び、対応していくことで、日本人需要も、また、その先のインバウンド需要も捉えることができる大きな可能性があるのです。

今回は、食の多様性を踏まえた事業を展開中の専門家お二人を迎えて、世界の食の潮流を読み解き、インバウンド入国解禁を見据えて今から始める対応策を一緒に考えていきましょう。

是非奮ってご参加ください。

 

【登壇者】

■スピーカー

フードダイバーシティ株式会社 代表取締役
守護 彰浩 氏

千葉大学卒。2007年楽天株式会社入社。以前よりムスリムとの縁が多くあり、2013年よりハラールについての勉強するため、全国のモスク、国立大学を周る。2014年1月に日本国内のハラール情報を世界に届けるため日本語、英語、インドネシア語、マレーシア語、中国語、アラビア語で情報発信するポータルサイトであるHALAL MEDIA JAPANをサービスイン。またハラールにおける国内最大級のトレードショー・HALAL EXPO JAPANを4年連続で主催し、国内外の事業者、及びムスリムを2万人以上動員。2018年4月からベジタリアン事業にも注力し、中国語でのベジタリアン情報サイト日本素食餐廳攻略をサービスイン。現在は現場の具体的な事例や生の声を届ける講演を全国で展開中。フードダイバーシティをコンセプトにハラール、ベジタリアン、ヴィーガン、コーシャなど、ありとあらゆる食の禁忌のコンサルティングを入口(対応)から出口(集客)まで一気通貫で行う。

 

フリーフロム株式会社 代表
山崎 寛斗 氏

日本の食の多様化を目指す「フードダイバーシティ株式会社」の社内ベンチャーとしてフリーフロム株式会社を設立。”プラントベースで日本と世界を繋ぐ”をミッションに、メディア、コンサルティングなど多岐にわたる事業を展開。2017年に訪日台湾ベジタリアン向けメディア「⽇本素⾷餐廳攻略(Facebookページ)」の運営をスタートし、ノンプロモーションでフォロワー3万人を獲得。クラウドファンディングを通じて出版した『東京ベジタリアンガイドブック(東京食素!美味蔬食餐廳47選)』は2018年12月に台湾で販売開始され、2020年現在第3版出版中。2020年1月には「関西ベジタリアンガイドブック(關西食素!美味蔬食餐廳55選)」も出版、同時にローンチした訪日ベジタリアン向けプラットフォーム「素伴 vegmate」を元に、今後も更に伸び続ける訪日ベジタリアンの日本での体験価値を最大化していく。

 

■モデレーター

株式会社やまとごころ 代表取締役
インバウンド戦略アドバイザー
村山 慶輔

神戸市出身。米国ウィスコンシン大学マディソン校卒。経営コンサルティングファーム「アクセンチュア」を経て、2007年に日本初インバウンド観光に特化したBtoBサイト「やまとごころ.jp」を立ち上げる。インバウンドの専門家として、2019年内閣府 観光戦略実行推進有識者会議メンバーを始め、各省庁の委員・プロデューサーを歴任。2020年3月には自身7冊目となる「インバウンド対応実践講座(翔泳社)」を上梓。

 

【主催】

株式会社やまとごころ

 

【開催概要】

アフターコロナの観光・インバウンドを考えるVol.9「加速する食の多様性 〜地域・観光事業者が今すぐやるべきこと〜」
開催日時

2020年6月12日(金) 15:00~16:00

会場

オンライン(ZOOMウェビナー)

※PC、スマホ、タブレット等で視聴いただけます。

定員

1,000名(先着順)

参加費

無料

お申込み方法

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お問合せ

株式会社やまとごころ セミナー事務局
event@yamatogokoro.jp