第30回通訳案内士インタビュー藤本慧子(ふじもと さとこ)氏

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Guide Interview 第30回 通訳案内士インタビュー 藤本慧子(ふじもと さとこ)氏 イタリア語通訳案内士

通訳案内士の仕事では、幅広い分野についての勉強が必要になります。今回インタビューした藤本慧子氏は、こうした勉強の成果を存分に活かし、イタリア語通訳案内士として30年のキャリアを積む一方、岡本晶(おかもとあきら)のペンネームで歴史小説を執筆しておられます。
藤本氏は「常世の樹」で第14回紫式部市民文化賞を受賞。この作品は、2004年に宇治市役所文化自治振興課から発行されています。また、昨年には、阿修羅像を制作した仏師を描いた「天平夢がたり」(表現社)が刊行されました。

 

大きく変わったイタリア語通訳案内士の環境

Q1通訳案内士の資格を取られたのはいつですか?また、イタリア語はどのように習得なさったのですか?

1981年にイタリア語通訳案内士の資格を取りました。翌年から仕事を始めたので、30年ほどこの仕事をしています。

20歳くらいの時にイタリア・オペラを観て、人間の声の限界値でメロドラマの世界を表現するところに強く惹かれ、なんとか理解しようと個人的にイタリア語の勉強を始めました。そのころは、通訳案内士の仕事をすることは夢にも考えていませんでした。

イタリア語は、たまたま近所に住んでいらした大学の先生に教えていただいたり、アリタリア航空のオフィスで開かれていた神父様の会話のクラスに通ったりして習得しました。今思い出しても、あれほど勉強したことはないと思うくらい熱心に勉強しました。

その後、日伊協会で学んだりイタリアに行ったりしているうちに、イタリア書籍輸入会社の社長さんと知り合い、通訳を頼まれるようになりました。最初の仕事は、エチオピア人の通訳でした。エチオピアはイタリアの植民地だったので、その方はイタリア語が話せたのです。
こうして通訳の仕事をするうちに、通訳案内士という仕事があることを知って受験しました。

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