第43回 通訳案内士インタビュー 高橋自朗氏

ログイン・登録

Guide Interview 第43回 通訳案内士インタビュー 高橋自朗氏 英語通訳案内士

健康で働き続けることは多くの人が望むところです。「人生80年」といわれる今、企業の第一線で活躍したのち、それまでの経験や語学力を生かし、退職後の新たな人生の舞台として通訳案内士の道を選ぶ方々がいます。
今回は、そうした経歴を持つ英語通訳案内士・高橋自朗氏にインタビューしました。
高橋氏は、35年にわたり日本の金融機関および外資系金融グローバルIT企業に勤務しました。その間ロンドンとニューヨークに赴任し、経営、労務、人事にも携わり、欧米でのビジネスの論理や種々のノウハウを身に付けました。
現在は、通訳案内士仲間のワーキング・グループの幹事を務めて自主研修を重ね、そのメンバーの方々と協力してホームページを通した集客を行い、ガイドの仕事をしています。
このほか、江戸東京博物館ボランティア・ガイド、外資系企業外国人向けの異文化間コミューニケーションのコンサルティングにも携わり、充実した日々を送っています。

 

ワーキング・グループで勉強し、ホームページ(HP)で集客

Q1.通訳案内士の資格を取られたのはいつですか? また、これまでで印象に残っているのはどのようなお仕事ですか。

2010年に資格証をいただきました。通訳案内士の仕事としては、代理店からご紹介頂いた富士・箱根・東京のガイドの仕事のほか、HPからのウォーキング・ツアーを行ってきました。

お客様に喜んで頂けて印象に残っているのは、かなり時間をかけて準備しました、「江戸の大名庭園」と「江戸時代のエコロジー」に関するガイディング等です。

「江戸の大名庭園」のお客様はオーストラリアの女性の方でしたが、本当に庭園・美術が大好きな方で、ご自宅でイギリス式庭園を造っておられるばかりでなく、川端康成や三島由紀夫などをはじめとする相当な量の英語版の日本の書物を読まれており、庭園・浮世絵等にもかなり造詣の深い方でした。こちらがお教えするということだけでなく、逆に教えていただくことも多多ございました。

「江戸時代のエコロジー」のお客様は、世界各国からいらしたエコの研究者の方々で、江戸のエコについてご説明しますと、さらにいろいろな質問をされて、こちらも学ばせていただきました。これらはお客様だけでなく、ガイドにとっても準備した分、喜んでいただけたようで感激でした!!

ガイドの仕事は、最後は自分一人ですが、それまでには多くの関係者の方にお世話になってここまでやってこられたのだなとつくづく感謝しております。また、今までのウォーキング・ツアーのほとんどのお客様が、ガイド料金以上のものを与えてくれたので、帰国したら、是非、友人に紹介したいと言ってくれています。これはお世辞だと思っていますが有難い話です。

インタビュー一覧一覧へ戻る