第52回 通訳案内士インタビュー 杉本知子氏

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第52回 通訳案内士インタビュー 杉本知子氏 英語通訳案内士

職業にはそれぞれ特色がありますが、通訳案内士は、季節ごとに異なる各地の風景を眺める機会に恵まれた職業と言えるでしょう。今回は、趣味の写真撮影を通して日本の風景に親しみながら、英語通訳案内士として10年あまりのキャリアを持つ杉本知子氏にインタビューしました。
杉本氏は、2年間イギリスの舞台監督コースで学び舞台関係の仕事に就いた後、通訳案内士に転身したという多彩な経歴の持ち主でもあります。

 

舞台の世界から通訳案内士へ

Q1.通訳案内士になった経緯を教えてください。

大学の英文学部を卒業すると、すぐにコンピューター関係の会社に就職しました。けれども、もともとミュージカルが好きだったことから、舞台の仕事に就きたいと思うようになりました。舞台技術や知識を身につけるため、1990年代の2年間イギリスの舞台監督コースに留学して、大道具、小道具、衣裳、照明、音響など舞台に関する一通りを習得しました。

帰国後は、舞台公演のセット設営から予算管理に至るまで、マネージメントをすべて行う会社でプロダクションアシスタント等の業務に従事しました。通訳案内士への転身をしたのはこの後で、2002年に通訳案内士の資格を取りました。

 

Q2.通訳案内士になってから、これまでにどのような仕事をしてきたのですか。

通訳案内士になりたての頃は、空港送迎業務から始まり、個人客の都内観光、国際スポーツ大会のエスコートスタッフ、政府招聘研修事業のアテンド業務で少しずつ経験を積みました。2年目に米国人シニアの団体周遊ツアーのお仕事に出会い、昨年まではこのツアーを中心に、企業のインセンティブツアー、高校生グループのツアー、政府招聘事業等のお仕事をしてきました。1つのお仕事の期間は、1週間から20日近いことが多かったです。

今年は、2週間以上にわたるようなお仕事は少ないのですが、その分、クルーズ船の寄港地ツアーや個人のお客様の都内観光などが以前より多くなりました。
また、今までは一人でツアーのご案内をすることがほとんどでしたが、今年主に担当させていただいているお仕事では、本国からの添乗員さんがいらっしゃいます。私にツアーの大半を任せてくださる方からご自分の存在感をアピールされる方までさまざまですが、彼らの仕事を拝見し、彼らと会話を交わす中でいろいろと勉強させていただいています。

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