現役通訳案内士インタビュー木脇祐香理氏(英語通訳案内士)

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木脇祐香理氏(英語通訳案内士)

Q3. お仕事はどのように受注されているのでしょうか?

エージェントさんや、旅行関係の派遣会社さんから紹介されることが多いです。

Q4. 情報収集や勉強はどのようにされていますか?

時間とお金が許せば、下見をするようにしています。自分自身がその土地の空気や歴史を肌で感じることで、「地元感」が生まれるのではないかと思います。「地元感」が生まれると、その土地に対する「愛着」も湧いてきます。「よそ者」としてその土地をガイドするのと、「愛着」を持ってお客様をガイドするのとでは大きな違いがあると思います。

下見ができない場合は、その県の観光案内所や観光局から資料を送ってもらったり、東京の観光担当事務所に直接行ってお話を伺ったり、さらにインターネットや本を利用して、情報を集めるようにしています。

疲れている時など、「ツアーをただ穏便に終わらせたい」という気持ちが出てきてしまうことがあります。しかしそんな気持ちでガイドをしては、お客様に対してはもちろん、その土地の方にも大変失礼ですよね。10しか知らないことの中から無難な5を選んで話すのではなく、100知ってる中からその場に応じた話を選んでガイドをするためにも、下見などの情報収集は可能な限りするようにしています。

Q5. 日本のインバウンドの受け入れで改善すべき点など、普段お客様をアテンドしていて感じることはありますか?

☆団体ツアー客へのインフラ整備を
受け入れ体制の不備を感じることは多々ありますね。例えば東京都内の駅や人気のある新宿・秋葉原などのスポットには団体ツアーバス用の駐車場がありません。特に団体ツアーの場合、公共機関だけで旅行するケースは少なく、バスを使うことが多いです。天気が良く、お客様も元気な場合はまだいいですが、長旅で疲れているうえに雨が降っている時など、大きな荷物を持っての駅からバスまでの移動は大変です。実際に大きな荷物を持ったお客様に対するインフラ整備が、まだ十分ではないように思います。観光立国を考えるのであれば、団体ツアーのお客様が効率よく動けるような工夫が必要なのではないでしょうか。

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