現役通訳案内士インタビュー木脇祐香理氏(英語通訳案内士)

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木脇祐香理氏(英語通訳案内士)

Q8. 何か失敗談やハプニング談がありましたらお教えください。

☆神聖な筈の話で笑いを取ってしまいました(笑)
幸い、オペレーションでの大失敗はないですが、英語の発音や単語の選択ミスによって、変に笑いを取ってしまったことはありました。(笑)

神社での参拝の作法を説明している時に、「拍手を打つ」という意味で”clap”という単語を言ったつもりだったのに、お客様には”crap”(くだらないこと、くず、ごみの意)と聞こえたようで、失笑を買ってしまいました。その時のお客様は皆さん優しい人たちで、それで済んだので良かったですけれど(笑)

胸にシールを貼るようお願いした時、”chest”という単語を使えば良かったのですが、変わりに”breast”という、より「おっぱい」の意味合いが強い単語を使ってしまったこともありました。その時のお客様も良い人たちで、「服の上からでも良いですか?」と冗談で対応してくださいました(笑)

Q9. 日本固有の言葉はどのように伝えていらっしゃいますか?

日本固有の言葉には2種類あると思います。まず、
1.例えば神道でいう「カミ」などの、概念そのものが海外にない言葉と、2.日本語自体の意味が漠然としている言葉です。2.は大変難しく苦労しますが、1.の場合は、始めから「カミ」という言葉を使ってしまい、後から説明を徐々に加えていくことでお客様にその言葉の意味やイメージをつかんでもらうようにしています。

Q10. お客様に人気の日本文化体験や、特に好評だった観光スポットなどがありましたら、お教えください。

☆外国人男性客の永遠の憧れ、サムライ&ニンジャ
茶道や着物に関しては、訪日前からお客様なりのイメージや期待感を持っている方が多く、体験をしたというだけで満足される方が多いように思います。おみくじ体験も喜ばれます。大吉が出ても油断は禁物、上りつめた後は運が下がるかも知れない、大凶でも心配ご無用、一度どん底に行った後は上がる一方だし、悪運は枝に結んで置いていけば神仏が面倒を見てくれる、などと説明をすると、とても実際的だと感心されます。 また温泉と浴衣での宴会も、一度経験されると好評です。

男性のお客様に人気なのは、やはりサムライや刀と忍者ですね。刀を腰に差す体験をしたお客様に「サムライみたい」と言ったら大変喜ばれました。
以前テレビで、観光客を喜ばすために、有名なお城の前で武将に扮した地元の方々がパフォーマンスや案内をしているのを見ました。これはとても良いアイディアだと思いました。

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