第8回現役通訳案内士インタビュー 辻村 学 氏

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渡邊さんインタビュー記事レポート

Q6. お客様からのリクエストで困ったものや意外だったものがありましたらお教えください。

☆スキー場のツアーで、スキーを教えてくれと言われてしまいました・・・

良いことだけで、あまり困ったものは覚えていないんですよね(笑)。でも以前フィリピンからのツアーで白馬スキー場へアテンドしたことがあり、スキーを教えて欲しいと頼まれたことがあります。レンタルなどの手配だけだと思っていましたので、驚きましたね。ガイドは何でも出来なければいけないなと思いました(笑)。

また中国系のお客様から、デパートの商品を値切るよう交渉して欲しいと頼まれてしまったこともありました。ここのお店では値段交渉が出来るのかどうかなど、「場の雰囲気を読む」のは外国人のお客様には難しいですよね・・・。同じ化粧品を20本買いたいと言われ、新宿と池袋の複数の店舗を走り回ったこともあります。

Q7. お客様をアテンドする際の必須アイテムなどがありましたらお教え下さい。

行く場所によってアイテムは変わるのですが、必ずガイド証は持っていくようにしています。持って行くことによってスイッチが入りますし、プロ意識の表れでもあります。施設の方にも通訳案内士の存在をアピールすることにもなりますよね。

他には地図や写真、デジタルカメラなども必須アイテムですね。


写真もいいですが、なるべくなら触れる実物をお見せしています。あまり持っていくと荷物が重くなりますが・・・。


旅の途中で日本地図とともに行程を振り返ります。わざと下手に書いた!?絵を加えたりすると喜んで写真を撮ってもらえます。

Q8. 通訳案内士の魅力は何ですか。

外国の方と話しをしながらツアーをすることで、日本にいながら海外旅行気分を味わえることは魅力の一つですね。日本の代表として接することで、日本について詳しくなれますし、海外の情報も入手することも出来ます。 また普段は決して会えないような要人から貴重なお話が聞けるのも大きな魅力ではないかと思います。

ガイドは一見、いてもいなくても同じだと考えられがちですが、お客様が何気なく見逃してしまう建物なども、ガイドがストーリーをつけて説明することでイメージを膨らませることが出来ます。通訳案内士は知識も豊富ですし、お客様への影響力も大きいのではないかと思います。

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