第13回通訳案内士インタビュー 城山(じょうやま)久美子氏

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Guide Interview 第13回 通訳案内士インタビュー 城山(じょうやま)久美子 氏 英語・イタリア語・フランス語通訳案内士

◆観光立国には心の開国を

Q7.仕事をする時に心がけていることは何ですか?

健康管理です。30年近くこの仕事をしていますが、これまで急病で仕事を降板したことはありません。手洗いとうがいを励行し、緊張していると風邪をひかないようです。
お客様が何に興味を持っているかを察して話題を選んでいます。
お客様が疲れている時には、話し続けずに休ませてあげます。

Q8.仕事の必需品や工夫していることを教えてください。

団体のお客様をご案内する時には、指示棒の先に100円ショップで買ったハローキティ―の絵のついた旗をつけて使っています。
仕事以外でも携帯しているマイ箸で、お箸の持ち方を実演説明します。
手書きの情報便利帳です。小型のノートに飲食店や美術館などの情報を書き込んでいます。情報を更新できるよう、消せるボールペンを使用しています。

Q9.日本のインバウンドの改善点を挙げてください。

地方の施設では、まだ外国人に慣れていないようです。イタリア人が旅館のカラオケバーに入ってきただけでパニックになった従業員から、就寝中の私のところに電話が入ったこともありました。観光立国を目指すのであれば、心の開国を進めていただきたいです。
日本人のホスピタリティーを日本に来て初めて知る方もいます。お客様への丁寧で親切な応対をもっと海外にアピールしておくとよいのではないでしょうか。

Q10.少し期間があいて久しぶりでお客様を迎える前、不安に駆られ、逃げ出したくなることはありませんか?もしあれば、それにどのように対処していらっしゃいますか?(前回インタビューに答えていただいた畑川明子さんからの質問です。)

緊張はしても逃げ出したくなることはありません。久しぶりにお客様を迎えるのであれば、準備のための時間はあるはずなので、十分準備すれば不安はなくなります。お客様についての手に入る限りの情報はエージェントさんから入手します。

<取材後記>
春の日差しの中、城山氏は季節感あふれる花模様の着物姿でいらしてくださいました。
お客様が喜ばれるので、着物でお仕事なさることもあるそうです。日本的な心くばりとプロとしての自分への厳しさを併せ持たれておられる姿に多くを学ばせていただきました。

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