第14回 現役通訳案内士インタビュー 坂東英利子氏

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Guide Interview 第14回 通訳案内士インタビュー 坂東英利子氏 英語通訳案内士

多くの海鳥が見られる日本の魅力

Q5.どのようなお仕事をされているのですか?バードウオッチング関係の通訳案内士のお仕事があればその様子もお話しください。

学生を対象にした国際交流プログラムや企業のインセンティブプログラム、個人や団体の観光ツアー、官公庁によるODAの招聘旅行など、昨年通訳案内士の仕事を始めて以来42日就業しました。

2010年12月に開催されたジャパン・タイムズのイベントでは、東京湾・三番瀬でのバードウオッチングの無料ツアーを担当しました。
バードウオッチングのガイドをする時には、手描きの地図や自分で撮影した写真を使って説明します。写真では鳥たちが東京ディズニーランドの花火や湾岸の工場の照明の下で夜間も活動している様子を見ていただきます。

手描きの地図は、数種類の渡り鳥の飛行ルートを示しています。鳥たちが国境を越えて渡ってゆくことで、異なる国の人々が同じ鳥を見ることができます。
また、自然科学の視点で世界を区分した地図も作り、ユーラシア大陸の端に位置する島国日本ならではの特徴をお客様に知っていただきます。世界で9000種見られる鳥類のうち、陸鳥が90%、水・海鳥が10%を占めていますが、日本では陸鳥と水・海鳥を50%ずつの割合で観察することができますし、日本の固有種もいます。

日本では海鳥を是非見ていただきたいです。寒流と暖流がぶつかる銚子沖にはプランクトンが多く、イルカ、鯨、魚がやって来ます。魚を食べに海鳥も集まるのでバードウオッチングには最高の場所です。陸から20キロ沖では、翼を広げると2メートルもあるアホウドリを見ることもできます。

鳥の説明をする一方で、日本で生まれ育った通訳案内士として、東京湾ののり、海藻、あさり取りなど日本文化についての説明もしています。

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Q6.仕事の必需品や工夫していることを教えてください。

自作の地図や写真のほかに仕事に持参しているのは、新聞写真の切り抜き、既成の地図やパンフレット、折り畳み傘、添乗棒と旗、小型懐中電灯(夜間見やすいように、旗の先につけます)、お客様に両替するための千円札、時間を表示するためのパネル、封筒、白地の紙、筆記用具、領収証、携帯電話と充電器、電子辞書、長期のツアーの場合はノートパソコン、説明用の自作のシナリオ、双眼鏡、雑巾、バンドエイドなどです。

説明用シナリオは、自分で書いた後、ICレコーダーに録音して聞き、自然な話し言葉になっているかどうかチェックして仕事に臨んでいます。

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