第19回 通訳案内士インタビュー 石井礼子氏

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Guide Interview 第19回 通訳案内士インタビュー 石井礼子氏 スペイン語通訳案内士

スペイン語圏のお客様はみんな一緒がお好き

Q1.これまで、どこの国々の方を案内なさいましたか?また、一番多いのは、どこの国からのお客様ですか?

スペイン以外では、ベネズエラ、コロンビア、メキシコ、アルゼンチン、チリといったスペイン語圏のお客様のほか、ブラジル、ポルトガルからのお客様もご案内しました。

お客様の数では、ここ4~5年はスペインからのお客様がほとんどでしたが、震災後は減少し、かわりに中南米からのお客様が目立つようになりました。

Q2.スペイン語圏のお客様に共通する特徴はありますか?

何でもみんなで一緒にしたがるのがスペイン語圏のお客様の特徴だと思います。

食事の時にはテーブルを寄せ合い、みなさん一緒に座られるのがお好きです。ツアーの打ち上げでは、ガイドの私も参加して歌って踊って楽しく過ごします。
その時の様子を写真に撮り、その場の雰囲気が出るように丸く並べてお客様にお配りすることもあります。

Q3.(前回インタビューさせていただいた長野智行氏からの質問です)フランス人観光客には、鯨のことを話題にすると大ブーイングですが、スペイン語圏の方でもそうでしょうか?

バスの中でお客様にお見せした築地の写真の中に鯨肉の写真も入っていましたが、その時は特にお客様からの反応はありませんでした。
けれどもその後、リピーターとしてツアーに参加されているスペインのお客様に改めてお尋ねしてみると、日本のような先進国で、知能の高い動物である鯨を捕って食べているのは信じられないことだそうです。

しかしその一方で、スペインでは闘牛が行われウサギを食べていることを考えると、結局これらは習慣の問題であり、議論が平行線のままになりがちなので話題にしない方がよいでしょう、とのことでした。

バスの中でお客様がたが何もおっしゃらなかったのは、ガイドの私に気を使ってくださったからだと思います。改めてスペイン語圏の方々の優しさに感謝です。

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