第23回 通訳案内士インタビュー 松田みどり氏

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Guide Interview 第23回 通訳案内士インタビュー 松田みどり氏 フランス語通訳案内士

ストーリー性のあるツアーをデザインし、着物姿でご案内

Q4.通訳案内士のお仕事をする際に心がけていることは何ですか?

お客様に喜んでいただくことがいちばん大切ですので、まずご要望やお好みをできるだけ伺います。そして観光スポットを配分し、組み立て、1日の流れをデザインしたいと思っています。

また、印象がどこも同じようにならないよう、見るものひとつひとつにストーリー性を持たせることを心がけています。
例えば、ここであるものを見たり知ったりすることによって、次に訪ねるものがより面白くなるように。つながりを感じていただければ、楽しみが増えますよね。そのように配慮しています。
試食、試飲やミニ体験が可能なところも下見の際には気を付けてチェックし、5感を刺激してスパイスの利いたツアーになるよう工夫したいと思っています。

ビジュアル面も大切にしています。エージェントさんの意向や観光の日程を考慮して、支障がない日は着物を着てガイドをする機会を増やしたいと思うようになりました。
多くのお客様が着物姿の人を見かけるとその姿を写真に収めたいとおっしゃいます。着物が珍しいのなら私が着物を着れば説明もし易いし、着物をより身近に感じていただけるのではないかと思ったのが着物でご案内するようになったきっかけです。

着付けは以前に習得していましたが、長い間着ていませんでしたので、記憶をたどりながら練習しました。
慣れてしまえばそれほど億劫ではありません。「着物きよう会」という会にも時々参加しています。この会は初心者からベテランまでの着物好きな方が集まって、着付けや帯の結び方を教えあったり、お茶を飲んだりしながら、着物についての耳寄りな話が聞けるうれしいところです。

Q5.お仕事にはどんなものを持って行かれるのですか?

ロングツアーの最初には、日本の歴史の大筋を簡単に理解していただくために、天照大神の時代から現代までの流れをザックリと「自分で描いたイラスト」を見せながら説明します。「悠久の歴史」を3分で、です(笑)。寺社仏閣や歴史的建造物を訪ねることが多いので、たいへん役立っています。

また、小道具の一つとして、「ふろしき」を持ち歩いています。
イナバリエさんが主宰する「ふろしきカフェ」でふろしきの魅力や活用法、楽しさを教えていただいて以来、日常生活でも重宝するようになりました。ツアー中ではお客様にも使い勝手を説明して、関心を寄せていただいています。お土産に求められる方もいらっしゃいます。

※注:「ふろしきカフェ」のホームページはありませんが、ご関心のある方は下記のお問い合わせフォームをご利用ください。
http://formmail.jp/00077775/

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