第26回 通訳案内士インタビュー鄭 紅星(ていこうせい)氏

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Guide Interview 第26回 通訳案内士インタビュー 鄭 紅星(ていこうせい)氏 中国語・韓国語通訳案内士

中国人の修学旅行が再開

Q6ここ最近はどのようなお仕事の予定が入っていますか? お仕事の内容を通して、原発事故の影響からの回復の兆しは見えますか?

今年3月に、シンポジウムや町の姉妹提携の通訳の仕事が入りました。
4月には、日本企業が韓国の方々を招待する旅行の仕事が入っています。日程の合間に箱根、鎌倉、東京の観光案内もします。

5月には中国からの修学旅行があります。修学旅行は震災以後キャンセルされていましたが、今年1月には再開されました。1人っ子政策がとられている中国では、子どもは宝物です。修学旅行が行われるということは、親も安心して日本に送り出しているのだと思います。

Q7.海外のお客様に日本に来ていただくためには、どうしたらよいとお考えですか?

日本では、Wi-Fiが使える場所が少ないので、インフラを整備して外国人が来やすいようにしていただきたいと思います。日本では定額のパケット契約が普及しているため、Wi-Fiの必要性をあまり感じないのかもしれませんが、中国人はブログや中国版ツイッター「ウェイボー」を利用している人が多いのでインターネット環境は不可欠です。

また、日本では居酒屋以外は閉店時間が早いので、お客様は夜の時間を持て余し気味です。せめてホテルで外国のテレビ番組が見られればよいと思います。

取材後記
震災後はツアーの数が減ったため通訳案内士が仕事を得るのは難しいと聞いていただけに、鄭氏の震災後に仕事が増えたというお話は意外でした。 朝鮮族の人たちにとって韓国語と共通点のある日本語は学びやすく、今の若い人たちの中には中、韓、日、英語の4か国語を話す人も少なくないそうです。日本で働く外国の方々の高い能力と勤勉さを強く感じたインタビューでした。

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