第28回通訳案内士インタビュー平塚春子氏

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Guide Interview 第28回通訳案内士インタビュー 平塚春子氏 英語通訳案内士

お客様に日本人とふれあっていただく工夫

Q4.お客様に喜んでいただくために工夫していることはありますか?

私たちが海外旅行で現地の人との会話を楽しむのと同様に、お客様は日本人とおしゃべりしたりふれあったりしてみたいのだと思います。

そこで、学生さんのツアーでは積極的にそのための機会を作っています。たとえば浅草では、バスの中で人形焼きの写真を見せた後、「これは、何ですか?」という日本語を教え、お店の人に「人形焼」という名前を聞いてくるようにミッションを与えます。

時には日本人と写真を撮ってくる、というミッションのこともあります。みなさん質問に答えてもらったり、一緒に写真を撮ったりできてとても喜んでいます。

このほか、バスの中では歌を歌います。OL時代は会社のカラオケクイーンだったので、歌うのは得意です。ツアーの終わりには山口百恵さんの「さよならの向こう側」を歌います。

Q5. 現場でお仕事をなさっている立場から、どんなことがお客様に好評なのか具体的にお聞かせください。

学生さんに人気があるのは広島のお好み焼きで、目の前で焼いてくれるのが楽しく、おいしいと言って食べていました。どちらかというと男の子に人気でした。
ツアーに参加した2年後に家族を連れて再来日したある男子学生は、「あの味がどうしても忘れられない」と、東京観光したあと広島に行ったほどです。

どの神社やお寺でもおみくじは人気があり、どこへ行っても引いては「訳して」と頼まれます。英語表記がなければ、凶でも上手く訳しますが、「Bad luck (凶)」などと書いてある時は、Good luckが出るまで3回も4回も引いている方もいました。

Q6.お仕事では、どんな点に工夫されているのですか?

バスツアーの時には、一緒に仕事をする運転手さんとうまく協力しあえるよう心がけています。運転手さんのお名前は必ず覚えてお客様に紹介します。学生ツアーではバスから降りる時には運転手さんにお礼を言うように言っています。

このほか、ツアー期間中にお誕生日を迎えるお客様がいらっしゃる場合には、ホテルに手配してケーキを用意してお祝いします。

海外のお客様の生け花体験では、グループごとにテーマを決めて生けていただきます。できあがると、作品を全部並べてグループごとに説明してもらい、私がコメントしてゆきます。こうすることで、お客様は他の人たちの作品を見て楽しむこともできます。

Q7.お仕事にいつも持って行く物があれば教えてください。

団体ツアーをご案内する時には、100円ショップで買ったハローキティの旗を使っています。また、宮島や奈良のように鹿のいるところでは、鹿の角のカチューシャをつけて案内すると学生さんたちがとても喜んでくれます。

ふろしきも持参します。時間のある時や宴会で、ペットボトルを包んだり、帽子やウエストポーチを作ったりしてお見せしています。割り箸を持ち歩いて、箸の使い方の練習をしていただくこともあります。

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