第35回 通訳案内士インタビュー 滝田宏美氏

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Guide Interview 第35回 通訳案内士インタビュー 滝田宏美氏 英語通訳案内士

Q3.お仕事で心がけていることは何ですか?

いつも笑顔でいることを心がけています。旅行中、何らかのトラブルや予想外の出来事に見舞われるかもしれません。そういったときにもお客様を不安にさせないよう、笑顔で冷静に対処することを心がけています。

また、即答できない質問をお客様からいただいた時には、iPhoneや電子辞書などを使ってその日のツアー終了時までには回答できるようにしています。

 

お客様と旅行会社の両方の立場に配慮

Q4.旅行会社でアウトバウンドのお仕事をしていらしたそうですが、どのようなことをなさっていたのですか?

これまでにニューヨークの日系企業と日本の大手旅行会社の2社で合計5年ほど勤務しました。

海外航空券の手配・発券、海外パッケージツアーやオプショナルツアー、ホテル、レンタカー、鉄道、パスの販売、海外挙式やハネムーンの見積もり、ミュージカルやスポーツチケットの手配、海外旅行保険の販売、ビザ代行手続き、販売促進用ポスターおよびP0Pの作成などの業務を経験しました。
都内の大型店舗で勤務していた頃は業務内容が特に幅広く慣れるまでは大変でしたが、大変貴重な経験をさせていただいたと感じています。

同店舗では、顧客満足度を向上させるために結成された「CS(カスタマー・サティスファクション 顧客満足)委員会」のメンバーにもなりました。お客様にご満足いただくには、ホスピタリティが大切です。ツアーからお客様のご帰宅なさるタイミングに合わせて「お帰りなさい」のメッセージを伝えるハガキを送ることも大切な業務のひとつでした。

 

Q5.旅行会社でのご経験で現在のお仕事に役立っていることは何ですか?

業界の事情や用語、航空券の規定や種類には詳しくなりました。通訳案内士の仕事をしているとお客様から航空券についてのご相談を受けることがありますが、そうした際にこれらの知識が大変役立っています。

旅行会社では主に北・中・南米、アジアおよびオセアニアを担当していましたが、ヨーロッパや世界一周旅行の手配を任されることもたびたびありました。現地についての知識を増やすため、ガイドブックを購入したり、研修に参加したり、観光局や旅行博に行ったりして勉強したことが、今ではお客様との会話の中でとても役立っています。お客様の出身地や好きな場所について、私もその場所を知っていると話がはずみ、喜んでいただけます。

 

Q6.旅行会社が求めているのはどのような通訳案内士ですか?

お客様のことと旅行会社の立場の両方を考えることのできる通訳案内士ではないかと思います。ホテルやバス会社、観光施設の方々はツアーを行う上での大切なパートナーなので、良好な関係を維持できるよう適宜判断することが大切だと思います。

ときには、状況から考えて叶えて差し上げるのがとても難しいご要望をお客様からいただくこともあります。お客様のご希望に沿えるよう最大限の努力をしたいと思いますが、同時にお客様や自分の意向を押し通すことによってこうしたパートナーが不利益を被ったり、不快な思いをすることにはならないかを考えることも大事なのではないかと思います。

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