第53回 通訳案内士インタビュー 広瀬由美子氏

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第53回 通訳案内士インタビュー 広瀬由美子氏 中国語・英語通訳案内士

自分の経験が新たな活躍の場になる

Q6.ビジネスマン向けの中国語の講師もなさっているそうですね?

中国への駐在を控えた方々を対象に講師をしています。
私が担当しているのは、初心者向けに発音、文法、レストランやタクシーなどでの簡単なフレーズなどを中心とした講義です。1日7時間の講義を2日間にわたって行ないます。受講者は実際に中国への赴任を控えたビジネスマンが多いので、みなさんとても熱心で、中国での暮らし方についてもよく質問を受けます。

以前は企業で研修費用をすべて負担して、部署を問わず広範囲の社員に対し集中的な中国語研修を実施する企業もありましたが、最近では昔ほどの中国フィーバーはなく、研修のあり方も少しずつ変化してきています。

 

Q7.訪日外国人を増やすにはどうしたらよいとお考えですか?

ファムトリップで日本の取材に来た方々をご案内していると、せっかくよい場所であっても最寄り駅からのアクセスが不便であるとか、外国語での案内が得られないといった理由で、本国に帰ってから紹介してもらうのが難しいことがあります。
日本にはまだ知られていないよい場所がたくさんあるだけに、少し残念な気がします。
多くの人たちに来てもらうには、駅からシャトルバスを走らせるなどの方法で交通手段を整備し、美しい景色、体験、アクセスのよさといった複数の魅力を組み合わせることが大切だと思います。

日本にはまだ外国に知られてない素晴らしい観光地が沢山あります。美しい景色を、ポスターにするなどの印象に残る方法で、うまく知ってもらうことが大切だと思います。 また、日本を訪れている外国の人たちに意見を聞いて、外国人ならではの視点を取り入れるのも効果があると思います。

<取材後記>
はじめは駐在員の妻として偶然中国と出合った広瀬氏ですが、その後の現地での暮らしを通して中国を徐々に身近な国として感じるようになったそうです。中国との強い絆を保ちつつ英語通訳案内士としても新たに活動をはじめた広瀬氏が、今後さらに視野を広げて、訪日観光客と日本を結びつけてくれることと期待しています。

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