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【訪日外国人の傾向を知る】香港編:世界一の訪日リピーター

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2018.03.06

2017年に日本を訪れた香港人は223万人。前年の184万人と比べ、21.3%増という高い伸びを見せた。

ところで香港の人口をご存じだろうか。東京都の約半分の面積に、約730万人が住むという世界有数の人口密度の高い地域。これを単純に訪日客数で割ると、3.3人に一人が日本を訪れたことになる。もちろん訪日客中でナンバー1の数字だ。2位の台湾が5.2人に一人、韓国が7.2人に一人、訪日客の総数としては最も多い中国人は188人に一人の割合となっている。(その他の主要国の全人口における訪日客数の割合はこちら

来訪目的でも、香港人の9割近くが観光・レジャー目的(韓国人は8割弱、中国人は7割弱)となっている。いかに自ら好んで日本を訪れているかというのがわかるだろう。

当然リピーター率も世界の国・地域の中で最も高い。下のグラフ(訪日客数の多い順に並べたもの)にあるように、香港は訪日2回目以上が全体の85%を占め、10回以上も25.9%という驚きの数字を示している。

訪日外国人の来訪回数_グラフ (1)

香港人はもともと大の海外旅行好き。中でも日本を目指す人が多いのは、日本のファッションやアニメが好き、美味しいものが大好きで日本食を好んで食べる、清潔で礼儀正しい日本人に好感を持っている等、もともと日本が好きな下地があること。香港にはない四季の変化を楽しみたいこと。また、高い「感度」でキャッチした情報を元に他の誰も知らないモノ・コトを見つけることに意欲的であることが挙げられる。

ベテランのリピーターになると、日本人もよく知らないような場所や施設を訪れ、楽しんでいる様子がうかがえるし、実際、年に2回は日本に遊びにくる知人がいるが、何度来ても飽きない、都会から田舎までいろんな楽しみ方ができると日本の魅力を語っている。中には、日本に別荘を持ち、休みになると訪れる人もいる。香港の不動産がべらぼうな価格なのを考えると納得できることかもしれない。

もう一つ、他の市場と比べて特徴的なのが、このSNS全盛の時代において、香港は今も紙媒体を重視する傾向がある点だ。毎年恒例のブックフェアは100万人を集めるほどの熱気があり、有名書店の日本のガイドブックコーナーの充実度は目を見張る。香港へ情報発信する場合はネットと紙の両方で行いたい。

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