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【訪日外国人数】2020年2月訪日客数6年ぶりの100万人台、東日本大震災以来の6割減。中国は10万人割り込み

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2020.03.19

日本政府観光局(JNTO)が発表した2020年2月の訪日外国人数は、前年同月比58.3%減の 108万5000人だった。2019年2月を約152万人下回り、これで5カ月連続で前年同月を下回ることになった。また、1月と2月の合計は374万6100人となった。

ひと月の訪日客数が100万人台にとどまったのは2014年6月(105万5273人)以来で、この年の訪日客数合計は1341万3467人だった。また、訪日総数が前年同月比で6割近く減少したのは、東日本大震災の起きた翌月、2011年4月以来(62.5%減)のことだ。

東アジア4市場で71.9%減

今年は春節が1月にあったため中華圏からの訪日客については多少の変動は予想されたが、新型コロナウイルスの感染拡大で、中国市場は前年同月比89.7%減の8万7200人と大きく減少した。1月27日から団体ツアーや航空券とホテルのパッケージ商品の発売が禁止され、定期便の一時運休や減便、クルーズの運行停止などが続いたのが響いた。

東アジア市場では、韓国、台湾、香港でも航空座席供給量の減少があり、中国を含む4市場ではいずれも前年同月を大幅に下回り(4市場で71.9%減)、総数の減少に大きく影響した。

東南アジア市場のタイやシンガポールでも2月初旬に新型コロナウイルスの感染拡大による渡航警戒レベルなどの引き上げもあり、欧米豪市場でも伸び率がマイナスとなる国がほとんどだった。ただ、こちらは東アジア市場と比べると、20%台の減少にとどまっており、欧州など入国制限のかかった3月には一層減少すると見られる。

市場別総数では台湾が最多の22万400人。以下韓国、香港、タイ、中国と続く。

伸び率プラスは5市場のみ

全体の伸び率トップはロシアで、前年同月比19.6%増の6700人。以下、フィリピン、オーストラリア、ベトナム、インドネシアと続く。伸び率がプラスだったのは20市場中この5市場のみで、いずれも2月としては過去最高を記録した。

 

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