データインバウンド

関空2017年8月の旅客数過去最高、訪日客は18%増

2017.10.10

刈部 けい子

印刷用ページを表示する



関西エアポートによると、8月の関西国際空港の利用状況は発着回数が1万6379回で、前年同月比6%増となり、そのうち国際線は1万1716回で前年同月を4%上回った。

国際線の旅客数は198万5606人で、前年同月比12%増の伸びを見せた。このうち外国人は127万180人で前年同月比18%で単月として過去最高を記録。日本人も70万360年で前年同月よりも4%増加で、国際線と国内線をわせた総旅客数は267万9676人となり、単月として過去最高を記録した。

関西国際空港利用状況_グラフ_修正

 

国際線、国内線ともに夏休み期間で需要が伸びたほか、韓国や中国、東南アジアなどからのLCCの増便が国際線旅客数の伸びを後押しした。

また、関東に目を向けると、成田国際空港では2017年上期(1~6月)に、発着回数、旅客数共に過去最高を記録。羽田でも7月の国際線旅客数が 144万3768 人で前年同月比9.8%増と、どちらの空港も好調に推移。羽田空港はオリンピックでの訪日客増加を見越して、これまで国内線専用だった第2ターミナルを拡張し、2020年2月には国際線も運用することになった。

 

最新のデータインバウンド