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★スマホによるQRコード決済普及へ、飲食・小売などへも拡大

2018.01.22

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外国人旅行者にとって利便性の高いスマートフォンによるQRコード決済の導入が広がりをみせている。

中国人観光客が急増してしている高山市では、地元金融機関である高山信用金庫が電子決済システム運営の「コイニー」(東京)と提携。中国本土で100万店舗以上で利用されており約8.3億人のアクティブユーザーいるとされるWe Chat Payでの決済ができるように、高山の商店や飲食店などからの加盟を募るという。このシステムが導入されると観光客がもつスマートフォンで、店舗のQRコードを読み込むだけでWe Chat Payを通じて支払いができるようになる。

また、インバウンド向け飲食店予約及びスマホ決済サービス「日本美食(ニホンビショク)」等を運営する日本美食株式会社は、訪日旅行事業において累計30カ国50万泊以上の受け入れや、インバウンド向け旅行事業を展開する株式会社フリープラスとの協業をスタート。日本美食が提供する、日本美食QRコード決済を飲食店以外の小売業でも幅広く利用できるように展開していくという。

QRコードによる支払いは、両替の必要もなくキャッシュレスで簡単に決済できるため旅行者にとって手軽に利用しやすい。現在は中国人観光客を中心に利用されているが、キャッシュレス化はさらに普及していきそうだ。

(やまとごころ編集部)

 

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