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★日本観光振興協会、春節時期の観光予報を発表 大阪・名古屋の宿泊施設で「かなり混雑」

2018.02.06

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日本観光振興協会は2日、中国の旧正月「春節」に当たる2月の第3週末(2月16日〜2月18日)の観光予報を発表した。今年は7日間程度(2月15日〜2月21日)の休暇となり、日本へも多くの旅行者が訪れると予想されている。

観光庁の宿泊旅行調査統計の稼働率を参考に設定された観光予報によると、大阪と名古屋で混雑率(宿泊施設の稼働率)が85%とかなり高く、次いで札幌、山形、東京、那覇でも75%〜85%と予想されている。全国的に見ても、50%を超える都市が多い。

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出典:日本観光振興協会

 

また、中国、台湾、香港からの訪日客に絞り込んだ宿泊予約状況を見ると、2月15日から増え、2月17日にピークを迎える。香港からの訪日客のみ2月18日にピークを迎える見通しとなっている。

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出典:日本観光振興協会

 

さらに、旅行形態としては3市場ともに「夫婦・カップル」が約50%を占めているが、中国からの訪日客は「女性グループ」「男性グループ」「男女グループ」といったグループでの旅行が40%以上と、やや高い割合を占めている。

春節休暇期間における中国、台湾、香港からの訪日客の予約は、約半年前の8月後半に多く、再び12月以降に多くなる傾向が見られるという。
(やまとごころ編集部)

詳細:
日本観光振興協会

 

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