インバウンドニュース
★外国人宿泊数、2017年は過去最多の7800万人泊。地方部での宿泊が4割超え
2018.03.01
観光庁は28日、宿泊旅行統計調査を発表。それによると2017年に日本のホテルや旅館に宿泊した外国人延べ宿泊数が前年比12.4%増の7800万人泊となり、過去最多となった。地方部のシェアが調査開始以来はじめて4割を上回り、伸び率は前年比15.8%増で三大都市圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫の8都府県)の10.2%増を上回った。
都道府県別の宿泊者数は、東京がトップで1903万人、2位の大阪が1171万人、3位は北海道で743万人、4位京都559万人、5位沖縄の460万人と続く。伸び率は青森が60.3%で最も高く、大分の59.3%、佐賀の51.9%の順となっている。
国・地域別の宿泊シェアは、中国が24%、台湾が16%、韓国が15%、香港が9%、米国が7%と続いた。前年比伸び率を国籍別で見ると、大幅に拡大したのは韓国が41.2%増、ロシア35.2%増、インドネシア25.7%増であった。
詳細:
観光庁宿泊統計
(やまとごころ編集部)
◆2017年11月の宿泊統計はこちら
関連インバウンドニュース
2024.04.16
四国のレンタカー周遊を喚起するモデルコース「DRIVE SHIKOKU」開設、温泉・自然など6つのコースを紹介
2024.04.08
2024年3月国内景気、インバウンド消費や旅行・観光産業が好材料で3カ月ぶり改善。今後も緩やかに上昇と予測
2024.04.03
2024年2月ドラッグストアとスーパーマーケット売上「パック」「かぜ薬」が大きく伸長、訪日外国人増加も要因に
2024.04.02
外国人労働者初の200万人超え、飲食、宿泊業などで高い雇用意欲。課題は語学やコミュニケーション
2024.03.25
旅行業界初のNFTプロジェクト表彰イベント開催。日本航空、JTBグループなど5プロジェクトがグランプリ受賞
2024.03.18
白馬スキー場観光客数、過去20年最高の80万人が来場。インバウンド利用者数2019年比で141%に
2024.03.11
TikTokが海外クリエイターを九州・沖縄に招聘、観光地の魅力をショートムービーで若年層に訴求
2024.03.07
インバウンドに冬に人気のエリアは? 増加率1位は犬山市。カニ スキー 温泉など冬ならではの体験が人気