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★鉄道会社ならではの日台観光交流促進、日本の私鉄3社が台湾観光貢献賞を受賞

2017年に台湾を訪れた日本人は約190万人、台湾からの訪日旅客数は約450万人で、日台間の往来は年々盛んになっている。

京急電鉄・山陽電鉄・阪神電鉄は、ラッピング電車やイベントにより台湾観光をPRした点が台湾観光局に評価され、台湾観光貢献賞を受賞した。3社の活動を紹介すると共に、台湾で行われた日本観光PRも紹介したい。

日本の私鉄3社が行った台湾のPRは「ラッピング車両」「イベント」が特徴的だ。

1・京急電鉄と山陽電鉄は台湾鉄路管理局(以下「台鉄」)と協定を結び、お互いの塗装を真似た「ラッピング車両」を走らせ、話題作りを行った。
台鉄を真似た車両が京急を走り、京急を真似た車両が台鉄を走った。山陽電鉄はラッピング列車「Meet Colors!台湾」号を運行した他、乗車券も相互交流している。

京急線を走る台鉄塗装列車

2・京急電鉄は「台鉄との相互スタンプラリー」「台湾PRパネルを羽田空港駅に設置」、阪神電鉄は「台湾デー」を甲子園球場の一部試合日に開催し、台湾グルメ提供や台湾関連イベントを実施した。

これら鉄道会社間の交流は、訪日観光客獲得にも効果が表れた。

京急・台鉄の「相互スタンプラリー」、山陽電鉄・台鉄の「乗車券相互交流」は台湾から観光客を呼び込む仕掛けとして機能した。また「京急を走る台鉄ラッピング電車」を見るために訪日した台湾人観光客がいたなど、ラッピング電車も貢献した。その他、台鉄の台北駅では日本観光をPRするパネルが掲示されている。

3社の中でも京急電鉄は「ラッピング電車で相手会社とお互いの外見を真似る」施策を拡大し、沖縄県・ゆいれーるとも実施している。鉄道会社ならではの観光PR策に今後も注目したい。

(やまとごころ編集部)

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