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★通訳ガイド規制緩和、人材育成への取り組み強化

今年1月4日に改正通訳案内士法が施行され、規制緩和が進む通訳ガイド業界。これまでは、国家資格保有者に限定されていた有料での通訳ガイドを自由化し、近年急増する訪日客のニーズに対応していく考えだ。こうした潮流を受けて、各地で通訳ガイドの研修会が実施されるなど、人材育成への取り組みが進められている。

浜名湖観光コンベンションビューローは17日、湖西市新居町の今切体験の里内にある「海湖館」などで観光案内通訳の研修を実施した。今回の研修では英語と中国語を話す浜松市内の7人が参加し、湖上散歩やバーベキューといった同地の魅力を体験すると共に、地形や歴史、伝統漁法について説明を受けた。ビューローは、国内外からの観光客に向けた浜名湖の観光プランを販売しており、個人客に対応できる通訳者の育成を進めている。

関西通訳・ガイド協会は2月、神戸市内にて通訳案内士の資格取得者に向けた研修を開催した。参加者は資格を取得したばかりの新人通訳案内士17人で、神戸市内の竹中大工道具館や北野・異人館街などを訪れ、ベテランガイドからレクチャーを受けた。訪日客の誘致で苦戦が続く兵庫県内でも、外国人を呼び込むために、通訳ガイドの充実は急務となっている。

HISとパソナ、キャプランは2月27日、地域通訳案内士セミナーを東京都内で開催。同セミナーでは、地域通訳案内士制度の概要や京都市の通訳ガイド育成事例などが紹介された。3社は訪日客誘致による地域経済の活性化を目指し、自治体に向けた「地域通訳案内士育成プログラム」を実施。また、HISでは訪日客と地域の地元ガイドをつなぐサイト「Travee(トラビー)」を立ち上げるなど、ガイドの活躍の場を提供している。

(やまとごころ編集部)

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