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★食品業界から訪日客向け新商品が続々登場

食品業界では、増加する訪日外国人にアピールする新商品の発売や、特定の食事傾向に合わせた食品の開発などの取り組みが実施されている。

大分県湯布院の和菓子店「菓匠花より」では、数年来増加している訪日外国人観光客を念頭に新商品をデザイン、発売した。5種類の和菓子の箱には、それぞれ異なる5人のアニメ風の女性キャラが描かれている。湯布院の観光活性化も狙い、箱には地域の観光情報にアクセスできるQRコードも備わっている。

また、資生堂パーラーでは人気のチョコレート菓子を訪日観光客に人気の抹茶や苺、黒糖などのフレーバーで限定発売した。富士山や桜モチーフなど、包装デザインも日本らしく仕上げてある。発売場所は関西空港、資生堂パーラー銀座本店の2カ所。

グリコでも、アジア人訪日観光客に人気の高いポッキーの地域限定シリーズとして「ポッキー〈瀬戸内伊予柑〉」を中四国地域で限定発売。愛媛県特産の伊予柑を使ったご当地ポッキーで、訪日客の土産物需要も見込む。

タマノイ酢株式会社では、訪日ムスリム(イスラム教徒)向けの業務用すし酢「和泉(いずみ)」を開発。イスラム教の戒律にのっとり、製造工程でアルコールを使用していない。また、訪日ムスリムの多い東南アジア地域では甘めの味付けの食事が好まれることに合わせ、砂糖を多く配合してある。このすし酢の使用を寿司店などが旅行者に示すことで、訪日ムスリムの飲食店利用を促す狙いだ。

(やまとごころ編集部)

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