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★Ctripが三井住友カードとの提携クレジットカードを発行、日本市場での決済サービス強化

2018.05.17

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中国のオンライン旅行大手Ctripは15日、三井住友カードおよび銀聯(ユニオンペイ)と連携したクレジットカード「Trip.comグローバルカード」を発行すると発表した。Ctripが中国国外で提携クレジットカードを発行するのは今回が初となる。

Ctripは、中国国内でのマーケットシェア65%以上を占める中国最大のオンライン旅行会社。世界22都市でサービスを展開しており、2017年11月にはブランディング戦略の一貫で、中国国外でのグローバルブランド名を「Trip.com」と改めている。日本法人は2014年に設立され、国内の予約サービスを強化。昨年にはメタサーチ大手のスカイスキャナーを傘下に収めている。

今回は、日本最大のカード会社である三井住友カードと連携することにより、日本市場での信頼構築を図り、アジア圏に強い銀聯(ユニオンペイ)ブランドのカードを展開することで、海外旅行をはじめ、海外出張時の利用も見込む。「Trip.comグローバルカード」は6月6日より日本国内ユーザーに向けてカード会員の募集を開始。発行記念キャンペーン中にはカードの利用金額に応じ、最大で5000円のキャッシュバックが実施される。

現段階では、日本からのアウトバウンドユーザーがメインターゲットとなるが、Ctripは中国人観光客のインバウンド誘致においても実績を上げているため、今後はインバウンドの取り込みも期待されている。

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