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★訪日客向けナイトライフツーリズムが活況、各地で取り組み進む

近年、訪日客の増加に伴い需要が急増している「ナイトライフツーリズム」。夜の時間帯を活かして消費額の底上げを図るという意味でも、官民が連携して取り組んでいくテーマとして注目されている。そんな中、全国各地でナイトライフツーリズムにまつわる多種多様な取り組みが行われている。

北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院と民間事業者の連携により結成された「華麗変身女子会ツアー事業推進協働体」は、札幌のナイトライフツーリズム活性化に向けて、インバウンド客を対象とした「夜の華麗変身女子会ツアーin札幌」事業をスタート。美容室での「ヘアセット&メイクアップ」と、飲食店での「ショートディナー&女子会」がセットになり、札幌の夜を華麗な変身と美食ディナーで楽しむ、外国人の“おしゃれ女子”に向けた体験型ツアーとして販売されている。今後は美容室や飲食店の参加数を増やしてさらなる発展を目指していくという。

広島県では外国人観光客を対象に、県内で盛んな神楽の夜間上演を始めた。上演中は舞台脇のモニターに英訳が映し出されるため、外国人でもストーリーが理解できる。また、上演後には、舞台衣装を着用した上での記念撮影や出演者への質問コーナーを設けるなど、関心を深めるための工夫を施している。広島市内を訪れる訪日客は関西からの日帰りが多いとみられており、神楽の夜間上演によって滞在日数を伸ばしてもらいたい考えだ。

京都市も、市内を訪れる観光客を分散させて混雑を緩和するとともに、夜間の消費喚起や宿泊客の増加を狙い、「夜観光」の活性化に力を入れている。具体的には、飲食店情報検索サイト「ぐるなび」と連携し、祇園から京都の夜景を一望できる屋上バーや、着物の着付けや京舞の体験、京都の食材を使用した日本料理店などをPRしていくという。

(やまとごころ編集部)

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